習志野台に無人スイーツ販売店「312sweets shop」、SNSで話題のスイーツを24時間販売
12/3(日)習志野台に無人スイーツ販売店「312sweets shop」
SNSで話題のスイーツを24時間販売
習志野台にある「マックスバリュ習志野台店」の斜め向かいに「312sweets shop(サンイチニスイーツショップ)」(船橋市習志野台5-4-15)が12月1日、オープンした。
同店では、SNSや動画サイトで流行しているスイーツを発売元と交渉し取り寄せ、無人販売する。約10坪の店内には冷凍ケースが6台置かれ、缶に入ったケーキ(1,100円)やおにぎり型のケーキ(500円)など、SNSなどで話題となっているスイーツを常時70~100種類取りそろえる。ほとんどが冷凍商品となり、一部商品を除き未開封であれば1カ月から最長5カ月間保存できるという。
販売商品の一例としては、クマの形をした容器に入った「創作イタリアン LA PORTAドルチェベア缶」(チョコ、ストロベリー、キャラメルカスタード、青きな粉&黒蜜 各1,100円)、「cafe Rob本千葉店」(千葉市中央区)とのコラボ商品「パンドラ」(クリームチーズ、カスタード、あずき 各500円、いちごショコラ 600円)、「狛江風月堂」とのコラボ商品「団子瓶」(関東風みたらし団子、関西風みたらし団子、黒蜜団子各700円)など。和洋さまざまな商品を取り扱っている。
店名の「312(さんいちに)」は「スイーツ」から命名。店舗責任者の元木利広(としひろ)さんは大阪府出身。現職に就くまでは日本国内を巡りながら自由業としてさまざまな職種を経験した。同店社長と知り合い、一緒に仕事をしていく中でこの業態と出合い、同店を任されることとなった。
「オリジナルのコラボスイーツを作りたくて、前店から独立しました」と元木さん。11月下旬まで同所でフランチャイズの無人スイーツ店を開き軌道に乗せていたが、オリジナルコラボスイーツの開発を提案したところ、独立して展開したほうが広げていきやすいと双方で合意し、独立。すぐに東京・葛西に自社工場を建て、オリジナルコラボ商品製造を開始。独立元の会社とは現在も取り引きを続ける。「独立したことで、さらに新しく、面白く、おいしいスイーツを形にすることができました」と元木さんは満足気な笑顔で話した。
出店当初のターゲットは若者だったというが、同所での出店ではカップルや家族連れ、孫と一緒に来る祖父母など、多様な年齢層の客が時間を問わず来店していくという。店内には保冷バッグや保冷剤なども販売しているため、手土産用で購入することも可能。
「いずれは店舗を飛び出して、移動販売も始めたい」と元木さん。「新商品を作ったら、まずは実店舗で販売し、その反応を見て移動販売を実施したい。船橋市の皆さんや、千葉県内の皆さんにも、話題の『バズり系スイーツ』を楽しんでもらいたいです」と笑顔で話した。