石川県能登地域地震の支援に「チームバットマン」 船橋市内から支援物資を募り6日出発
1/6(土)石川県能登地域地震の支援に「チームバットマン」
船橋市内から支援物資を募り6日出発
石川県能登地域を震源とした地震で被災した地域の支援に船橋市内に本拠地を置く被災地支援チーム「チームバットマン」が1月5日、SNSを通じて支援物資集めを呼びかけ6日被災地に向けて出発した。
「チームバットマン」は、bayfm78.0で東日本大震災復興支援番組「KOUSAKUのHEARTLUCK」を立ち上げパーソナリティを担当するDJ KOUSAKUさんと、市内に本社を置き冷凍トラックのレンタル事業を営む「A-TRUCK」代表の守屋慶隆さんが立ち上げた民間の災害支援活動チーム。チーム名は2人の名前から。
2011年の東日本大震災を機に結成された。母体となるのは海辺の町を中心に日本中でゴミ拾い活動をする「まるごみJAPN」。ゴミ拾いを通じてつながった全国各地の街づくり人材や団体と連携して行政や自衛隊の救助・復興活動を阻害しない形での即効性ある民間支援を行ってきた。
東日本大震災では震災直後の物資運搬から避難所での炊き出し、その後の経済活動復旧支援や地域コミュニティ形成に向けた継続的な支援も行ってきた。また、広島県の土砂災害(2014年)や熊本地震(2016年)、九州北部豪雨(2017年)などでもいち早く支援に駆け付けてきた。
今回、能登地域地震の支援にはKOUSAKUさんが先行して現地入り。被災状況を視察、現地の団体にヒアリングを行い支給必要となる物資を把握、5日支援物資募集を開始。「A-TRUCK」で6日15時まで集荷した。
その後、市内のセブンイレブン経営者を通じて飲料水1トンを手配。大型トラック3台、ハイエース2台に積み込み17時ごろに石川県に向け出発した。
被災地100キロ手前のサービスエリアに7日3時頃到着予定、被災地入りした後は現地の団体と連携して支援物資を各所に届け、輪島市内の小学校で豚汁やカレー1000食分の炊き出しを行う。
今回の支援物資運搬は緊急性のあるものを中心に輸送する最初の便、今後も継続して情報を収集し適時、現地や船橋をはじめ他の地域とも連携し必要な支援を行っていくという。
「長い時間かかる支援だと思います。このままだと輪島市の財産が無くなり。日本の財産が無くなります。離れていても応援していきましょう」とKOUSAKUさんは呼びかける。