市船・陸上部女子長距離メンバーが地域住民と練習会 行田公園走友会などマラソン愛好家が参加
2/11(日)市船・陸上部女子長距離メンバーが地域住民と練習会
行田公園走友会などマラソン愛好家が参加
市立船橋高校(以下、市船)陸上部が2月11日、船橋市運動公園(船橋市夏見6-4-1)陸上競技場で行田公園走友会など地域のマラソン愛好家との合同練習会を行った。
市船陸上部は昨年12月京都で行われた全国高校駅伝に8年ぶりに出場。交通費・滞在費などの遠征費が不足したため父母会やOGが中心となってクラウドファンディングを立ち上げ資金を集めた。
インターネットニュースを見て資金難を知った走友会メンバーは、地域のマラソン愛好家に呼びかけ資金集めに協力。こうした経緯から「継続的に市船陸上部含めた地域の若い人たちを応援していきたい」と考えるようになり、この日の練習会が実現した。
走友会は行田公園を使用した「行田公園100キロリレーマラソン」を企画・運営している団体。毎年8月の第一日曜日に開催し約40チーム、600~800人のランナーが参加するもの。
1チーム10人以上でエントリー、1周約1キロのコースを交代で100周走る。速さを競うのではなく申告タイム制をとっていることで子どもも大人も一緒に楽しめる。
この日の合同練習会では、陸上競技場トラック内の芝生を使用してのウォーミングアップを体験。高校生のメニューを体験した市民ランナーは、頭の中で持っているイメージと身体のギャップに思わず笑みが漏れる様子も。一方で、全国大会出場を目指すトップアスリートたちの軽快でリズミカルな動きに舌を巻いた。
今回の練習会で市民ランナーと陸上部メンバーの動きのすり合わせや練習メニューの時間配分などを調整。今後は男子部も練習会の企画をしていく予定。
市民ランナーは一般参加者も募り練習会の参加費を回収する。また、応援会を組織し会費を陸上部の父母会に寄付する形で部活動と市民ランナーの絆を深めていくことも視野に入れている。