
海神「リントスカフェ」で育児と防災のセミナー 江崎グリコとともに開催
7/10(木)海神「リントスカフェ」で育児と防災のセミナー
江崎グリコとともに開催
船橋インターの近くにある「リントスカフェ」(船橋市海神町南1-1544-8)で7月5日、「育児&防災セミナー」が開催された。
同カフェを運営しているのは、防災用品、学校教材・教具、衛生用品などを企画・開発している「三和製作所」(本社:東京都江戸川区)。同カフェは、同社の元工場だった場所をリノベーションして作ったカフェで、2023年にオープン。
「このカフェが子育て中のママたちの憩いの場や情報交換の場にもなれば」という同社の思いと、「江崎グリコ」では乳幼児向けの防災講座が開講できることがマッチして、今回が2回目の開催となる。
講座は事前申込制で当日は3家族が0~1歳の乳児とともに来店した。カフェの一画が講座スペースとなり、江崎グリコの管理栄養士2人と三和製作所からは防災士と災害備蓄管理士の資格を持つ久保ひとみさんが講師となり、講座を進めた。
講座では、乳幼児がいる家庭における防災について、家の中での備えについて、どのようなリスクがある場所に住んでいるのかなど予め情報を収集しておくことが大切であることの説明があった。
さらに、備蓄品の紹介、ローリングストックの方法、非常食を使って離乳食を作る方法の説明もあり、それを見た参加者たちは「へぇ」と驚く様子も見られた。
最後には江崎グリコが近年発売した常温で保存できる液状ミルクの紹介があり、災害時にはお湯や哺乳瓶がなくてもミルクを飲ませられる方法があることを伝え、参加者が実際に乳児にコップを使って液状ミルクを飲ませてみる場面もあった。
「近所に住んでいるので来た」という参加者は、「赤ちゃんがコップでも飲めるなんて」と驚いた様子を見せていたほか、「非常食や粉ミルクを混ぜて離乳食が作れるのはとても勉強になった」と感想を話した。
久保さんは「私の子どもが小さかったころ、どうしていいか分からないことも多く、困っていたころ、地元のカフェで先輩ママさんや同じような境遇のママさんたちと出会い、情報をもらったりしてとても助かった。このカフェでもいろんな情報交換ができたりして、ママたちがホッとひと息つけるような場所になればと思っている。防災講座はまた今後も開催していきたい」と展望について話した。