5回目の「こども縁日」は芳蔵園を会場に初の屋外開催、「子どもたちの居場所、遊び場を提供したい」
2024/2/22
2/22(木)5回目の「こども縁日」は芳蔵園を会場に初の屋外開催
「子どもたちの居場所、遊び場を提供したい」
二和東にある梨農家「芳蔵園」(船橋市二和東2-7-7)の敷地内で2月18日、5回目となる「こども縁日」が開催され、子ども連れの家族でにぎわった。
同イベントは、子ども食堂の運営などに携わる金子智奈美さんが中心となり「子どもたちが安心できる場所や環境を作りたい」という思いで開いているもの。幅広い世代が楽しめるワークショップや体験ブースなどを用意する。
初の屋外開催となった今回は、開催場所を探しているという金子さんの話を聞いた「芳蔵園」の加納慶太さんが場所を提供した。「天気にも恵まれ、子どもたちがのびのびと過ごすことができた」と金子さんは振り返る。
会場では「焼芋屋きんちゃん」の焼きイモや船橋市から提供された「防災クラッカー」が無料配布されたほか、キーホルダーやリースを作るワークショップ、ゲームコーナー、「アダチコーヒー」(本町4)の体験ブースなどが設けられ、参加者は思い思いの作品作りや遊びを楽しんだ。「キャンパルジャパン」が設置した大型テントでは、子どもたちがくつろぐ姿も見られた。
「子どもたちの遊び場が年々減ってきているように感じる。好きな時に出入りできる縁日スタイルなら、より自由な遊び場を提供できる」と金子さん。「次回は春の開催を予定しているので、春らしいワークショップや催し物を計画したい」と意欲を見せた。
イベントの企画にも携わった金子さんの長女・穂乃杏(ほのあ)さんは、参加者たちの様子を見て「ワークショップの品物は私が決めた。友達が楽しそうだと自分もうれしい」と笑顔を見せた。
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