本町のBAR WELでカフェ営業開始 個性派コーヒーと手作りプリンの店として稼働
4/10(水)本町のBAR WELで昼のカフェ営業開始
個性派コーヒーとプリンの店として昼時間に稼働
船橋駅北口の「shot Bar Wel(ショットバーウェル)」(船橋市本町4-11-5、TEL047-409-7121)で3月21日から「海老川珈琲」(船橋市夏見2-30-3、TEL047-422-1639)とコラボして昼時間帯を有効活用したカフェ営業が始まった。
Wel店主・中曽根真さんが同店で働くようになったのは20年前。12年前に前オーナーから事業承継し店主として同店を経営するようになった。
コロナ禍も落ち着き新しいチャレンジを模索していた中曽根さんと、同店をプライベートで利用していた後藤慎治さんが意気投合。試験的に昼間のカフェ営業をしてみようと企画が持ち上がった。
後藤さんは妻・もみさんを手伝って自宅を改装し「海老川珈琲」として昨年5月に開業。少量ずつ手焼きで焙煎することで出る個性を大切にコーヒー豆を販売。ネルドリップでの丁寧な抽出や新橋の有名店に通い詰めて少しずつ教わってきたという手作り「プリン」を看板にファンを増やしてきた。
10年ほど前、個性派珈琲店としてコーヒー通の間で知られる「喫茶いずみ」(夏見1-19-10、TEL047-767-0915)に通い始め、2016年「船橋珈琲フェスティバル」に同店が出場するのを機に抽出を習い始めた。元来の勉強熱心さと趣味が高じて手焼きの焙煎まで踏み込んだ。
会社勤務の傍らUCCコーヒーアカデミーに通い基礎的な知識を学び、2019年には市場カフェで開催していた「おじさん珈琲講座」で地元のコーヒー好きと知り合い「ふなばし市民まつり」に屋台出店、少しずつ夢を形にしてきた。
「サラリーマンでも少しずつ時間をかけて夢を実現させることが出来ると伝えたい」と後藤さん。「やりたいな…だと始まらない。やるしかない!と思えて一歩踏み出したら周りの人たちが手を差し伸べてくれるようになった」とも話す。
「まずは手探りですが、お互いに良い影響を与え合えるように方向性を模索していきたい」と中曽根さん。
当面の営業時間は10時~16時。水・木・金営業。