船橋法典駅近くに手作りギョーザ専門店「三葉茶軒」、 2月に仙台から移転
5/2(木)船橋法典駅近くに手作りギョーザ専門店「三葉茶軒」
2月に仙台から移転
JR武蔵野線船橋法典駅から徒歩5分、木下街道沿いに手作りギョーザ専門店「三葉茶軒」(船橋市上山町1-226-1、TEL 047-720-1473)が仙台から移転して、5月9日で3カ月がたつ。
同店を切り盛りするのは、中国貴州省出身の楊婷婷(ヨウ・テイテイ)さん、文笛(ブンテキ)さん夫婦。日本に魅了された文笛さんの影響で、5年前に家族で仙台に移り住み餃子専門店を開業。今年2月9日、知人に物件を紹介されたことを機に船橋へ店を移転した。中国では全く異なる職業で働いていたという楊さん夫婦だが「日本で何の仕事ができるか考えた時に、中国で親しみのあるギョーザを提供する店を開くことを決めた」という。
一番人気のメニューは「水餃子定食」(810円〜)。ギョーザの個数や具材の野菜(白菜もしくはニラ)、タレ(しょうゆ、ラー油、黒酢)を選ぶことができるほか、有料オプション(50円)で辛みのある「四川風辣油たれ」「貴州風辣油たれ」も用意する。
水ギョーザは皮から手作りし、もちもちとした食感が特徴。餡にはネギやショウガなどから作った出汁を入れ、最後に油でコーティングすることで水分を包み込み、肉汁が出るようにした。
さらに、日本人になじみ深い「焼き餃子」(450円)や、タピオカドリンクを中心としたさまざまなドリンクも多数そろえる。日本では珍しい、コーヒーにフルーツシロップとジャスミンティーを組み合わせた「ももコーヒー」(430円)、「ぶどうコーヒー」(430円)なども提供する。
建物2階に位置する同店では、1階の軽食屋台「オパ屋」との業務提携を行い、双方のメニューの注文や購入メニューの持ち込みが可能。
「船橋に来たばかりで試行錯誤しながら頑張っている」と話す婷婷さん。「船橋法典はファミリー層が多いので、家族みんなで餃子を食べに来てほしい」と呼びかける。