旭中出身の大貫海斗選手がパルクール日本選手権で初優勝 ワールドカップの日本代表選手に

  2025/11/18
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11/18(火)旭中出身の大貫海斗選手がパルクール日本選手権で初優勝

ワールドカップの日本代表選手に

 法典小学校、旭中学校出身の大貫海斗選手(22)が10月13日に開催された「第6回パルクール日本選手権」で優勝したことが分かった。

 パルクールは、走る、跳ぶ、登る、バランスを取るなどの動作を組み合わせ、障がい物をスムーズにクリアすることを目指す、フランス発祥のスポーツ。

 6回目となるパルクール日本一決定戦「第6回パルクール日本選手権」は、日本体操協会(JGA)、アーバンスポーツ大会組織委員会(UOC)主催のもと、10月11日~13日にlivedoor URBAN SPORTS PARK(東京都江東区有明1)で開催された。4月に行われた予選大会を勝ち抜いた日本のトップ・パルクール・アスリートらが出場し、大貫選手は男子フリースタイルに出場し、見事優勝した。

 LDHに所属していたパルクールアスリート・ZENの動画をYouTubeで見たことがきかっけで独学でパルクールを始めたという大貫選手。高校2年の時に初めて大会に出場し、2023年には「ONE FLOW BATTLE」で2連覇を達成。その後、日本選手権で準優勝し、同年夏の世界大会「Kings Of The Concrete」でも準優勝し、国内だけでなく海外からも注目されている。

 前回の日本選手権の決勝で失敗し、悔しい思いをしたという大貫選手。「今回は自分の中で失敗する確率の低い、かつ誰もがやっていない高難易度な技に焦点を当ててトレーニングをしてきました」と話す。

 「前回は勝利にこだわりすぎて失敗したので、今回はプレッシャーをあまり感じないように挑みました。そして勝敗以前に自分がパルクールをして楽しんでいる姿を皆に届けるというのが僕のモットーなので、それが存分に発揮できた結果の勝利なのかも」と振り返る。

 日本選手権で優勝したことで、来年のワールドカップに日本代表として出場できる権利を得た大貫選手。「ワールドカップで優勝し、パルクール界に僕の時代を作り、よりパルクールが日本に広まるように僕が先陣を切って活動していきたいと思っています。今後の僕の活躍に期待していてください」と力強く意気込みを見せた。

関連サイト:大貫海斗(インスタグラム)

  • 「走る・跳ぶ・登る」動きをするパルクール(全4枚写真提供:@ayacamera_dayo)

  • 「日本選手権優勝は1つのゴールであり新たなスタート地点」と話す

  • 優勝した時の様子

  • 表彰台に立つ大貫海斗選手(中央)

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