千葉ジェッツがBリーグチャンピオンシップでセミファイナル進出へ、宇都宮との熱戦を制して琉球と再び
5/13(月)千葉ジェッツがBリーグチャンピオンシップでセミファイナル進出へ
宇都宮との熱戦を制し、SFは琉球と
Bリーグチャンピオンシップのセミクオーターファイナル(準々決勝)が5月10日から行われ、千葉ジェッツふなばしはリーグ首位の宇都宮ブレックスを相手に、GAME1(1日目)を制し、GAME2は宇都宮が勝利。GAME3となった5月13日、激戦の末、千葉ジェッツふなばしが103対93で宇都宮に勝利し、5月18日、19日に行われるセミファイナル(SF)へと駒を進めた。
会場は相手のホームとなる栃木県でのアリーナが会場に。アリーナはほぼ相手チームのカラーである黄色に染まっていたが、平日にも関わらずジェッツの赤が座席の一部を染めていた。
試合は第2クオーター(Q)終了時は39-35と千葉ジェッツが4点リードした状態で前半を折り返した。第3Qも、取っては取り返す激しい攻防戦が続き、第3Q終了時は56-57と1点ビハインドで最終Qを迎えた。第4Qは富樫選手や原選手が3ポイントシュートを決めるも激しい競り合いとなり、74-74と同点で第4Qを終了。オーバータイム(延長戦)へともつれ込んだ。
オーバータイムに入ってからも両チームとも激しい攻防の展開に。オーバータイム1は苦しい時間帯ながらも富樫選手が深い位置からの3ポイントシュートを決めると富樫選手も吠え、チームはより熱気を帯びた。オーバータイム1は83-83で終了し、ダブルオーバータイムへ突入。富樫選手が3ポイントでリードを離し、試合は103-93で終了。シーズンを首位で終えた宇都宮ブレックスは、ここで今シーズンが終了となり、リーグ8位からチャンピオンシップに進んだ千葉ジェッツが、セミファイナルへと駒を進める形となった。
試合を終えてジョン・パトリック監督は「宇都宮は、シーズンを通して素晴らしかった。両チームとも粘った試合だった。ダブルオーバータイムでのこんな試合、経験あるかわからない」と試合直後のインタビューで話していた。
ジェッツブースター(ファン)に対しては「日本一のファン。どこにいてもサポートしてくれてありがとう」と感謝の意を表した。
富樫選手は「プレーしながらでも震えるようなポゼッションがあった。不思議な感じがした。セミファイナルでは宇都宮の分もがんばってきたい」とコメント。「セミファイナルは相手チームの場所だが、ファイナルでもう1回、ジェッツブースターのみなさんの前でプレーできるようにがんばりたい」と意気込みを話した。
セミファイナルは5月18日、19日。対戦相手は、昨シーズン、ジェッツがチャンピオンシップの決勝で戦った相手、琉球ゴールデンキングス。試合会場は相手チームのホームとなる沖縄アリーナでの開催となる。そのため、船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)では、5月18日、19日に、パブリックビューイングを開催する。
SFパブリックビューイングのチケットは全席一律1000円。両日とも16時05分試合開始。GAME3開催の場合はパブリックビューイングの実施なし。チケットの販売は一般は15日12時~。千葉ジェッツのダイヤモンド会員とプラチナ会員は14日12:10~、ゴールド会員とレッド会員5月14日18:10~の発売となる。
両日は新京成バスが船橋アリーナと北習志野駅間のシャトルバスを運行する。