船橋市役所に使い捨てコンタクトレンズ空ケースのリサイクル回収ボックス、県内で4例目

船橋

2024/6/1


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6/1（土）船橋市役所に使い捨てコンタクトレンズ空ケースのリサイクル回収ボックス

県内で4例目、さらなる環境負荷低減に

　船橋市役所本庁舎（船橋市湊町2-10-25）1階に使い捨てコンタクトレンズの空ケース回収ボックスが設置されてから6月1日で1カ月がたった。

　船橋市では環境負荷のさらなる低減に向けて取り組んでおり、市民のリサイクル活動を推進するために、3月29日にコンタクトレンズ専門店「アイシティ」を事業展開する「HOYA株式会社アイケアカンパニー」（東京都中野区）と「使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定」を締結。県内での同社との締結は、千葉市、東金市、四街道市に続き4例目となる。

　同社は2010年から空ケースの回収プロジェクトに取り組んでおり、企業や学校からの回収ボックスの設置協力を経て、2024年3月時点で専用ボックスの設置は全国で6500カ所を上回る。

　船橋市内での設置は、船橋市役所の他、市内のアイシティ各店舗（船橋店、ららテラスTOKYO-BAY店、津田沼ビート店）に設置されている。

　使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、ほぼ全ての商品がポリプロピレン素材。リサイクル工場で再生ポリプロピレン素材としてさまざまな製品へと再生され、再資源化することでCO2排出量削減に貢献できる。

　また、リサイクルによって得た対価の全額を公益財団法人日本アイバンク協会へ寄付され、視力障害のある方のために役立てられ、同社が2024年2月までに寄付した額は累計約1,415万円。

　環境部資源循環課の職員は「設置して1カ月。まとめて持参し、回収ボックスに入れる方の姿も見かけるようになった。この活動をきっかけにリサイクルがより身近なものになれば」と話す。