石井食品が4年ぶりに工場見学を再開、見学後はミートボールの試食も
6/26(水)石井食品が4年ぶりに工場見学を再開
見学後はミートボールの試食も
「イシイのおべんとクン ミートボール」で知られる石井食品(本社:船橋市本町2-7-17)が、今年3月から全国3つの工場での工場見学を4年ぶりに再開した。それを広く知らせるため6月20日、八千代工場(八千代市吉橋)でプレス向け工場見学会を開いた。
同社広報担当の黒飛芙美恵さんは「子どもはもちろん、大人の方にも、いつも食べているミートボールがどのように作られているのか、興味を持って学んでほしい」と話した。
工場見学は午前と午後の2回実施しており、1回約90分。案内係が同行し、製品の歴史や工場内の作業、工程などを説明する。工場見学再開にあたり、見学通路と展示パネルを新しくした。見学通路からは見られない袋詰めとソース製造の工程をライブ映像で公開するためのモニターも設置した。
「社会科見学の小学生からは時折鋭い質問が飛び出る」と話すのは、案内係の坂井瞳さん。「過去には『なぜミートボールは丸い形なのか』という質問があり、『食べやすさと火の通りやすさのため』と丁寧に説明して納得してもらえた」と坂井さんは振り返る。見学が終わると、同工場で作られた出来たてのミートボールを試食することができる。
見学会に参加した旅行業の女性からは「品質や安全が徹底的に管理されているのを実感できた。パッケージに記載されていても見えない部分を実際に見ることが大事」といった感想が聞かれた。
黒飛さんは「工場見学のほか、市内の公民館で『出張ミートボール作り体験』や、本社コミュニティーハウス『Viridian(ヴィリジアン)』でのイベントも行っている。今年誕生50周年を迎えたミートボール製品をたくさんの方に食べていただけたら」と話す。
工場見学の申し込みはホームページで受け付ける。応募多数の場合は抽選。社会科見学やバスツアーなどの団体や、家族単位での応募も受け付けている。中学生以上500円、小学生以下無料。