前貝塚町に農家が運営する野菜の自動販売機「K’S VEGEFARM」 トマトやキュウリ、枝豆など農園直接納品
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6/27（木）前貝塚町に農家が運営する野菜の自動販売機「K’S VEGEFARM」
トマトやキュウリ、枝豆など朝どれの地場産野菜の販売
清和幼稚園すぐ近くに地元農家が運営する自動販売機設置型の直売所「K’S VEGEFARM」（船橋市前貝塚町652、TEL090-7205-6118）が5月27日に稼働を開始、1ヶ月が経ち地域住民の間で徐々に話題に上るようになってきた。
「K’S VEGEFARM」は、金子智一さん（48）と悦子さん（41）が夫婦で運営。前貝塚町地域でトマトや枝豆などを中心に季節の野菜を栽培してイトーヨーカドー産直コーナーに出荷している。
農地に隣接した低利用の土地を整地し、基礎を打ち、プレハブ倉庫を建て、その中に自動販売機を設置した。
直売所内には手荷物置きとしての使用を想定したベンチを配し、雨天時でもゆっくり買い物ができるようになっている。
現在販売しているのはトマト、ミニトマト、キュウリに加え市内で最近栽培量が増えている茶豆風の枝豆「湯あがり娘」。これにナス、オクラ、ピーマンなどを加え販売している。
自動販売機には商品を収納する48の個室があり購入を希望する商品のボタンを押し、中身を取り出す形で購入する。自販機の右側ケースは冷蔵用、左側を常温として野菜に合わせ最適な環境を整えて提供している。
自動販売機は100円、500円だけでなく千円札も使用可能。7月から流通が始まる新紙幣にも対応している。
以前はふなっこ畑に出荷していたが、数年前から友人農家と共同で自動販売機型直売所運営を開始。ノウハウを身に付け、今回農園近くの直売所運営を始めた。
「販売機を設置したことで昔馴染みの方や近隣の顔見知りの方との会話の機会がうまれた」と金子さん。近隣に住むファミリー層が購入してくれる姿を見かけることもあり、「購入する層の幅が広がった」と導入の効果を実感している。
設置から1ヶ月、当初想定したような問題はほぼ起きていないが、今後、運営方法を試行錯誤がし、冬季に向けどのような商品を並べるかという検討の必要だと考えている。
開店時間は6時～18時30分（夏季）、7時30分～17時30分（冬季）。当面は無休。※取材日時点での予定。
現在販売している商品の一覧
使用方法の説明
個別のケースに商品が入っている
地域で開催するイベントの情報なども掲載
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