ふなばし三番瀬環境学習館でのワークショップ5年間分を一挙公開、「わくわくワークショップずかん」
1/8(土)ふなばし三番瀬環境学習館でのワークショップ5年間分を一挙公開
「わくわくワークショップずかん」
ふなばし三番瀬環境学習館(船橋市潮見町40、TEL047-435-7711)で企画展「わくわくワークショップずかん」が現在公開中で、同館でこれまでの5年間で実施されてきた200種類以上のワークショップがまとめて紹介され、同時に「わくわくワークショップ総選挙」も1月30日まで実施している。
同館は2017年7月にオープン。「知る」「考える」「学ぶ」の3つのゾーンで構成され、三番瀬の魅力を体感しながら、三番瀬や環境について楽しく学べる施設となっている。オープン当初からさまざまなワークショップを開催し、コロナ禍においてもオンラインで実施するなど工夫を凝らして開催を続け、オープンからの約5年間で実施したワークショップの数は200種類を超えるという。
5年という節目を迎えるにあたり、同館の魅力のひとつである多彩なワークショップをまとめて展示することとなった同企画。同館では、実験観察、工作のワークショップのほか、キッチンスタジオを備えているため料理のワークショップもあり、さらには野外での生きもの探しなども実施してきた。
展示は実験観察、工作、料理、野外での生き物探しといったジャンルに分けて、実際に作った完成品などとともにパネルや動画でワークショップの内容を展示した。「いろんな特技を持つスタッフがそろっているので、今回の展示で、三番瀬のジオラマが必要なったのですが、それもすぐに、以前、設計事務所で勤務していたことがあるスタッフが、当館を中心とした三番瀬海浜公園のジオラマを作ってくれました」と同館コミュニケーターであり広報担当の小澤さんは話す。
小澤さんは「ワークショップは人数制限があり、抽選で参加できるものも多いため、常連さんで来てくださっている方でも『こんなワークショップもあったんだ』とおっしゃっていた方もいました」と話す。
またパネルには、同館のワークショップがどのようにできあがっていくのかを記載したパネルも展示する。そこには3カ月前に職員全員での企画会議で決まることや、その後、当日までの準備のスケジュールなど、細かな内容が記載されている。
1月30日までは同スペースに投票箱が設置され、「わくわくワークショップ総選挙」を実施中。過去に人気のあったものや、季節にあった11種類のワークショップの中から来場者がお気に入りのワークショップに投票券を入れ、最も票が集まったものが2月20日に復刻開催されるというもの。候補ワークショップは「キラキラ琥珀糖作り」「かんたんホンビノス肉まん」「イカっ!ふわっ!お好み焼き」といったクッキング系から、「くっつきイソギンたわし」「三番瀬フォトフレームを作ろう」などのクラフト系、「いいとこ鳥展Fieldツアー」「くっつきフィールドツアー」というツアーもの、観察系としては「生きものしくみを知ろう」シリーズから魚、ダイコン、海藻も候補に上がっている。
投票締切は1月30日まで。結果発表は同日18時。復刻ワークショップへの参加募集締切は2月13日17時。応募多数の場合は抽選となる。
同企画展示は2月20日まで。月曜休館(祝日・休日を除く)。