船橋ゆかりの3選手が東京2020オリンピック体操競技でメダル獲得、市船出身の橋本選手は2つの金メダル
8/5(木)船橋ゆかりの3選手が東京2020オリンピック体操競技でメダル獲得
市船出身の橋本選手は2つの金メダル
7月21日から行われている「東京2020オリンピック競技大会」の体操競技で、市立船橋高校出身の橋本大輝選手(順天堂大学2年)が2つの金メダルを獲得、また船橋市出身の谷川航(わたる)選手(セントラルスポーツ所属)、萱和磨選手(セントラルスポーツ所属)もメダルを獲得した。
3選手は、7月26日に行われたオリンピック男子体操競技団体決勝では銀メダルを獲得。また、橋本選手は7月28日に行われた個人総合と8月3日に開催された種目別鉄棒で2つの金メダル、萱選手は8月1日に開催された種目別あん馬で銅メダルを獲得した。
橋本選手は成田市出身で、市立船橋高校を卒業、谷川選手は健伸幼稚園(船橋市丸山)、法田中学校、市立船橋高校卒業、萱選手は船橋市出身で市立習志野高校卒業。
千葉県出身の選手が、夏のオリンピックの個人種目で金メダルを獲得するのは、1988年のソウル大会競泳男子100メートル背泳ぎの鈴木大地さん以来となる。
高校時代に指導していた市船体操部監督の大竹秀一さんは「いつも通りというのが難しいですが、練習してきたことを信じていつも通りのことが出し切れて、素晴らしいと思う。魂のこもった演技で、演技後の表情も本当によかった」と喜びを話した。
市船体操部の現部員たちから応援メッセージも届けたという。「卒業生の橋本選手と谷川選手、萱選手の活躍が市船の生徒たちだけでなく子どもたちの成長につながると思う。パリを目指してまたがんばってほしい」と期待を込めて話した。
萱選手を小学校3年から6年まで指導したUSJ船橋ジュニア体操クラブ(船橋市習志野4-16-2)の田沼寛文さんは「萱選手の失敗しない強さがメダルを勝ち取った要因だと思う。これからの日本を背負っていく世代。今回の結果をしっかりと受け止めてパリ五輪では団体金メダルを目指してがんばってほしい」と喜びとともにをエールを送った。
船橋にゆかりのある3選手がオリンピックで快挙を成し遂げたことを祝して、船橋市役所入口にはメダル獲得を称える記念の看板が設置されている。