北習志野の4商店会が合同で「きたならマーケット」開催、子ども向け職業体験など
7/26(金)北習志野の4商店会と大学生の案を元にした「きたならマーケット」
職業体験などでオリジナルステッカーも
北習志野の4つの商店会が協同し、50を超える参加店舗などでの職業体験「キッズおしごとチャレンジ」や、店舗をまわる「きたならシールラリー」を含めたイベント「きたならマーケット」を7月25日から、開催している。
北習志野駅周辺にはJuJuきたなら商店街、エールきたなら商店会、ビアーレきたなら商店会、北習志野エビス通り商店会の4商店会があるが、「4つの商店会が一緒に何かを実施するというのは、初めてのこと」とエビスきたなら商店会の会長・鵜澤正巳さんは話す。
同企画では、3種類のイベントを開催する。1つは、「レッツ!キッズおしごとチャレンジ」とした、子ども向けの職業体験イベント。48の参加店舗に加え、船橋東警察署、船橋市東消防署を含む50の場所で、それぞれの店舗が定めた日に職業体験などができる。近隣17校にパンフレットを事前配布していたこともあり、「消防士のお仕事体験はあっと言う間に定員に達した」と実行委員のひとり、森雅美さんは話す。
職業体験には、薬局での調剤体験、歯科医院での歯医者体験、ドーナツ店でのドーナツ作り体験、美容室での美容師体験など多岐にわたり、いずれも事前申込が必要となる。
職業体験と同時開催するのが「ゲット!きたならシールラリー」。同イベントも、50を超える参加店舗があり、各店舗を訪れ、パンフレットに記載されている「合言葉」と各店舗の「創業年」を伝えると、ポイントシールが1枚もらえ、台紙にシールが10個集まると、最後の日に行われる抽選会で「ガラポン」が3回引けるというもの。
またいずれのイベントも、職業体験でキラキラした「オリジナルシール」1枚、シールラリーのミッションクリアでは別デザインの「オリジナルシール」1枚が進呈される。
森さんは「オリジナルシールは、北習志野らしさがあふれているステッカー。千葉工業大学の学生がデザインしてくれたもので、ここでしか手に入らない特別なもの。どんなステッカーかは、お子さんが参加して確かめてもらえれば」と微笑む。開催日前日、特別ステッカーを袋に封入する作業をしていた参加店舗からのボランティアメンバーからは「このステッカーかわいい」「きたならっぽい」と言った声が聞かれた。
森さんは「千葉工業大学デザイン科学専攻の子たちの若い感性のおかげで実現できたイベント。エビスきたなら商店会では、2年前から参加店舗を集めて開催する『街ゼミ』を開催していたことも、今回のイベントを動かしやすくした」と振り返る。
北習志野エリアの商店会と千葉工業大学とは、昨年10月から同大学の授業の一環として関わりを持つようになった。12月にはデザインから商店会の活性化を考える「きたならプロジェクト」のプレゼンを4商店会に対して行い、その中で出た案から今回のイベント実現へとつながった。
同イベントは8月25日まで。最終日の8月25日にはガラポン抽選会会場となる「きたならマーケット歩行者天国」を実施予定。
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