ふなばしアンデルセン公園で「ひまわりまつり」など夏のイベント、同園初となる多肉植物のイベントも開催
8/7(月)ふなばしアンデルセン公園で「ひまわりまつり」など夏のイベント
同園初となる多肉植物のイベントも開催
ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525)では、園内に約2万株のひまわりが咲き誇る夏のイベント「ひまわりまつり」が8月31日まで開催されているほか、7月25日~31日には同園初となる「多肉植物のふしぎ展」が開催された。
アンデルセン公園では毎年夏に園内が約2万株のひまわりで彩られる「ひまわりまつり」を開催。その一環として、メルヘンの丘ゾーンには広さ約600平方メートルの「ひまわりめいろ」もオープンし、夏らしい景色を写真に収める人も大勢いる。
7月25日~31日には多肉植物の展示会を開催。これまで、食虫植物の企画展を開催したことはあったものの、多肉植物をテーマにしたイベントは今回が同園初となり、緑化推進の一環として催された。
船橋市公園協会公園業務部の藤田司さんは「元々は食虫植物の展示会を企画していたが、今年は都合がつかず開催できなくなってしまった。そこで急遽、多肉植物の展示に切り替えた。来場者にさまざまな植物を紹介し、緑に親しむ機会を提供して各家庭でも花や植物を楽しんでもらいたい」と話した。
「多肉植物のふしぎ展」は印西市にハウスを構える「グランカクタス」(印西市草深)の協力のもと開催。会場にはホームセンターなどにも並ぶ一般的な品種から、専門店でしか見ることができないようなマニアックなものまで多種多様な品種が並んだ。
会場に母親と一緒に来場した小学生男児は鋭いトゲの生えた品種「アガベ」を見ながら「すごい!」と驚嘆の声をあげていた。
29日には「エケベリアの植え付け・栽培講習会」が行われ、講師を勤めたグランカクタス店長の佐藤大地さんは「初めてのことで緊張したものの、多肉植物の扱い方や生育に適した土を学んでもらうことができた。多肉植物にはたくさんの種類があるので、全体的な知名度も上げていきたい」と話した。
藤田さんは「植物との出逢いを増やし、船橋市の緑化が進んでいくことを期待している」と話した。
今年も「にじの池」を中心に、夏は水遊びスポットが大人気となっている同園。イベントドームのステージでは、夏休み期間中、大道芸やジャグリング、パントマイムなどのステージが行われる予定。
園内の「コミュニティーセンター」では8月5日~27日までの土・日曜の午後、「押し花ビュッフェ」を開催し、オリジナルのメッセージカードやフレームを作ることができるようにもなっている。