石井食品ヴィリジアンで「イシイのファンフェス」、ミートボール50周年感謝祭として
8/8(木)石井食品ヴィリジアンで「イシイのファンフェス」
ミートボール50周年感謝祭として
「イシイのおべんとクンミートボール」で知られる石井食品が8月3日、同商品発売50周年を記念した感謝祭「イシイのファンフェス」を本社1階コミュニティースペース「ヴィリジアン」(船橋市本町2-7-17)で開き、1000人を超える来場者でにぎわった。
同商品のファンや地域住民への日頃の感謝を伝えるべく、入場無料の夏祭りの催しとして開いた同イベント。関連イベントとして8月2日・3日には、八千代工場(八千代市吉橋)・京丹波工場(京都府船井郡京丹波町)・唐津工場近くの「ボートレースからつ」(佐賀県唐津市)での工場見学や、JR船橋駅前の販売会なども開いた。
この日は開場前から家族連れなど約200人が列をなし、10時30分に入場が始まるとミートボールの試食コーナーや夏祭りコーナーに長い列ができた。
試食コーナーでは「工場別味比べ」と題し、3つの工場で製造されているミートボールの違いを担当者が説明しながら来場者に手渡した。八千代工場は岩手県産、京丹波工場は宮崎県産、唐津工場は佐賀県産と、それぞれ産地の違う国産鶏肉を使用している。テーブル上には鶏の健康管理や与えている飼料、鮮度管理方法などが記載された案内も掲示した。
夏祭りコーナーでは、スーパーボールすくい、輪投げ、ボーリングが行われ、参加者には同社キャラクター「ミートくん」のスーパーボールやシールなどのグッズを進呈した。
軽食コーナー「イシイのミートボールレストラン」では、SNSでの人気投票で上位3位までに選ばれたアレンジ料理などを提供。1位を獲得した「ミートボールパスタ」や、同イベント限定の「ミートボール4種食べ比べセット」などが人気を集めた。
他にも、ミートボールについて学べる「厳選素材のワークショップ」や、キャラクター名募集、船橋産の小松菜や同社の製品をを販売するマルシェなどのブースを用意。会場各所を回ってスタンプを集めるスタンプラリーでは、特賞として「プレミアム工場見学ツアー」を2本用意した。
馬込沢から家族で訪れていた4歳と2歳の姉弟は試食のミートボールを食べ「おいしかった」と感想を話し、母親は「試食のミートボールにピックが刺してあり食べやすかった。普段から弁当に入れて利用している」と話した。
広報担当の黒飛芙美恵さんは「子連れの来場者から『ミートボールを日頃から利用している』と声をかけられ、感謝の気持ちを直接伝えることができた。ゲームやスタンプラリー、食事などを楽しむ来場者の笑顔も見ることができた」と充実した表情で話した。
石井智康社長は「暑い中、朝からたくさんの人に来てもらえてうれしい。愛着ある船橋の皆さまから支えてもらい、来年創業80周年を迎えられることにも感謝している。今後もイベントを通じて商品だけでなく、『石井食品は船橋の会社であること』もアピールしていきたい」と意欲を見せた。