船橋市役所近くの石井食品ヴィリジアンで「琥珀のラオス展」 手工芸品・フェアトレード食品など100点展示販売
12/13(水)船橋市役所近くの石井食品ヴィリジアンで「琥珀のラオス展」
手工芸品・フェアトレード食品など100点展示販売
船橋市役所近くの石井食品本社1階のイベントスペース「ヴィリジアン」(船橋市本町2-7-17)で12月27日まで「琥珀のラオス展」が行われている。
世界の女性が自立して生活できるようになるための支援をするNPO「Support for Woman’s Happiness」が企画。事故やポリオ後遺症などで身体障がいを持ったラオス女性たちの手工芸品など約100点を展示販売する。
代表の石原ゆり奈さんは大学在学中から海外の教育支援活動に参加。卒業後も学校設立など教育支援事業に携わり続けてきた。学校開設後、通ってくる子どもたちは健常者ばかりという事実に気が付き、障がいを持つことで遠距離の通学が出来ない子どもたちの存在を知った。
また、現在20~30代でまだ医療が行き届いていなかった時代にそうした理由で教育を受けることが出来なかった女性たちの自立支援をする「福祉事業」を2017年に開設。
ラオスでは金銭的な理由で農薬などを購入できないことからほとんどがオーガニック栽培になるという。オーガニック綿花のストールや服、部族・地域特有の刺繍が施されたコースターやカバン、タペストリーなどに加え、同法人で関わっている「バタフライピー農園」からとれたものを静岡県御殿場市の就労支援事業所で加工した茶や企業とのコラボで実現したチョコレートなど加工品も販売する。
自身が学生時代から世界へ飛び出し職業選択の幅を広げ、キャリアを作ってきた経験から学校や大学などでキャリア講演も行う石原さん。「若い人たちに普通の人生とは違う道を選んでいる大人がいることも知ってほしい」と経験シェアも行っている。
「ラオスと関りがある。行ったことがあるから懐かしい。という方々だけでなくオーガニックコットンや民族の手工芸刺繍、フェアトレードなどに興味のある方もぜひ足を運んでほしい。福祉の作業所を運営する方との連携なども歓迎しています」と石原さん。
企画展は12月27日まで。10時~17時。日曜日休館。
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