船橋港親水公園やららぽーとTOKYO-BAYを会場に「ふなばしハワイアンフェスティバル」、フラ&ウクレレで約1000人が出演
9/23(月)船橋港親水公園やららぽーとTOKYO-BAYを会場に「ふなばしハワイアンフェスティバル」
フラ&ウクレレで約1000人が出演
船橋港親水公園(船橋市浜町2-1)やららぽーとTOKYO-BAYを会場に12回目となる「ふなばしハワイアンフェスティバル」が9月21日に開催され、フラダンスとウクレレ演奏の出演を合わせ、約1000人がステージに立ち、会場を盛り上げた。
同イベントは2011年、東日本大震災があった年に復興支援イベントとしてスタート。「ふなばしが、ALOHAで繋がる一日」をテーマに開催を続け、現在では船橋市内のフラ関係者のみならず、近隣からも参加希望者が集うイベントへと成長してきたハワイアンイベントとなる。
会場は船橋のベイエリア。メインステージを船橋港親水公園に設置し、同公園には2カ所ステージを用意。さらにららぽーとTOKYO-BAY館内に2ステージ、ビビット南船橋にも会場を設け、ベイエリア一帯で盛り上げる。
というのも、昭和40年代、同所には「船橋ヘルスセンター」という有数の集客力を誇るリゾート施設が存在し、当時もフラダンスが踊られていたこともあり、同イベントがあることによって、当時からの船橋の歴史を振り返り、海やフラのある街であることを再認識してもらう役割も持たせているという。
5ステージに出演した総人数は約1000人。スペシャルゲストとして、福島県いわき市から、今年も「ハーラウ・ラウラーナニ」が出演。同ハラウ(グループ)は、同フェスティバルの初回から出演を続けているハラウ。代表のリノラニあゆみさんはスパリゾートハワイアンズでの元ダンサーでもある。
同フェスティバルでの「名物」とも言われているのが1つの曲を会場にいる人みんなで一緒に踊る「みんなでフラ」。例年、フラダンサーにとっての定番曲といわれる「パパリナ・ラヒラヒ」を踊り、この時間になると「せっかくだから一緒に踊りたい」と各ハラウの出演者は親水公園会場に集まり、ステージ外からもそれぞれの振り付けでフラを魅せた。
会場にはハワイアングッズやハワイテイストのアパレルを販売する店舗が20以上並び、フード出店ではロコモコやマラサダ、ガーリックシュリンプなど、ハワイのローカルフードを販売する店も並んだ。
母娘で出演したという親子は「地元でハワイアンイベントがあるのはうれしい」と話し、同フェスティバル実行委員長の茂木智広さんは「当フェスティバルも12回を迎え、ハワイアンイベントとして成熟してきたのではないかと思う」と話した。