船橋市内の伝統的な年始行事開催予定、陸上自衛隊第1空挺団の降下訓練始めは今年も一般公開中止
12/26(日)船橋市内の伝統的な年始行事開催予定
陸上自衛隊第1空挺団の降下訓練始めは今年も一般公開中止
船橋市内でこれまで年始に行われてきた行事のうち、令和4年の年明けに実施するものもあれば、引き続き感染症対策の観点から一般公開を見送る行事もある。
初詣の参拝客で毎年にぎわう船橋大神宮(船橋市宮本5)は、初詣の混雑緩和と感染症対策として、通常は元旦から頒布開始となる干支の土鈴や破魔矢といった正月縁起物の頒布を本日、12月26日から開始している。神殿で行う神楽については例年通り行う予定(元旦午前と1月3日午前)だが、元旦の午後に毎年行っていた高根神明社(船橋市高根町)での神楽奉納については今年も中止することとなった。
また市役所前で披露される伝統芸能「梯子乗りと木遣り歌」は令和4年も1月6日に披露される予定。「梯子乗りと木遣り歌」は船橋市の市無形民俗文化財に指定されているもので、1月と7月の「ふなばし市民祭り」の年2回が披露の場となっている。梯子乗りを披露するのは、船橋市鳶職組合の若手組合員「船橋市鳶職組合若鳶会(わかとびかい)」の15人。現在、月・水曜の20時~22時に東消防署で技を磨いているという。披露されるのは1月6日12時45分~13時、市役所前。
さらに正月の風物詩の一つである陸上自衛隊第1空挺団による「降下訓練始め」の一般公開については、今年も感染症対策の観点から、一般公開を中止することが12月10日に発表された。例年、陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台3)の演習場で行われる訓練の一般公開で、自衛隊ファンも遠方から集まるイベントであるだけに、ファンからは公開の再開を待ちわびる声も上がっている。
一方、昨年は中止となった「船橋市消防出初式」は令和4年は1月8日に挙行予定と12月7日に発表があった。場所は例年通り、船橋アリーナ(船橋市習志野台)。ただし、感染症拡大防止を考慮し、規模を大幅に縮小する。式の内容は、次の通り。 (1) 開式のことば、 (2) 国歌斉唱(演奏のみ)、 (3) 消防殉職者に対する黙とう、 (4) 市長式辞、 (5) 消防団長あいさつ、 (6) 祝辞、 (7) 一斉放水演技(船橋市消防局・船橋市消防団)、 (8) 閉式のことば。
例年運行していた北習志野駅東口発の無料送迎バスは運行がなく、同日は駐車場がないため、公共交通機関での来場を呼び掛けている。開催時間は11時00分~11時40分頃。雨天決行、荒天中止。中止の際は船橋市ホームページ、船橋市消防局公式Facebook、Twitterで発信されるという。