藤原のロータスケアセンターが10月1日からの移転に向け準備 新棟の内覧会を開催
9/28(土)藤原のロータスケアセンターが10月1日からの移転に向け準備
新棟の内覧会を開催
老人保健施設のロータスケアセンター(船橋市藤原5-23-1、TEL047-439-6011)が10月1日から新棟へ移転するために準備を進めている中、9月28日に関係者に向けて新棟の内覧会を行った。
ロータスケアセンターは、1998年11月20日開設。清らかさ、再生を象徴するというハスの花が「施設の理念や目標に合致している」とギリシャ語でハスの花を意味する「ロータス」を施設名に使用したという。
敷地面積は9787平方メートル、旧棟の延べ床面積は4423平方メートル。鉄筋コンクリートの3階建てに個室13室、2人部屋19室、3人部屋1室、4人部屋15室。計114床、デイケア30人が利用定員だった。
旧棟では1階から3階までの各階に宿泊可能な入所設備が用意されていたが移転後は、2階と3階に入所設備を集約。移転後も入所定員は114床。
新棟1階は通所のリハビリ施設に特化。病院で「急性期」と呼ばれる状況を経て、自宅に帰るまでの中間支援を目的とした医療行為も提供する。
2階~3階はショートステイ(簡易な宿泊)を含めた入所に対応する施設。3階は介護的な支援が必要な利用者を、2階には医療的な支援が必要な利用者を想定している。居室は4人部屋、2人部屋、個室、特別室が用意されている。
2階、3階ともに特別室と入浴施設が用意されており2階の浴室では個浴とストレッチャー浴に対応。寝たままでも入浴することが出来る。3階は、個浴と椅子に座ったままでも入浴できる浴室を用意する。
114床全てに「眠りスキャン」を導入。就寝中の様々なデータを取り、アプリへ自動転送することが出来る。利用者の状態を24時間体制で管理できると同時に、スタッフの入力手間も大幅に軽減させる。
通所リハビリテーションや入所施設としてのサービスに加え訪問リハビリ、短期入所などにも対応。在宅復帰率が高く、退所後の状況確認、リハビリテーションマネジメントのレベルが高いことや地域貢献事業を行っていることなどが評価され5段階の格付けで最上位「超強化型老健」の認定を受けている。
「地域との連携を大切にし、地域にひらかれた施設として地域の皆様に愛されるような施設にしていきたいと、梶原崇弘理事長。
10月26日、27日には旧棟を解体するタイミングに合わせて「解体式」も予定。キッチンカーや模擬店出店者。3人制バスケットボールチームSAKURAや、船橋FCサッカークラブによるアトラクションも予定されている。