船橋市内在住ママが留学エージェントを開業、元高校教師が海外に行きたい人の架け橋に
11/2(土)船橋市内在住ママが留学エージェントを開業
元高校教師が、海外に行きたい人の架け橋に
市内に住む2児のママ・小石しずかさんが昨年4月、留学エージェント「Smile Hope New Life(スマイルホープニューライフ)」を立ち上げ、開業から約1年半がたった。
小石さんは広島県出身、元Jリーガーの夫が現在は千葉県市原市の市民サッカークラブチーム「市原VONDS」のフロントマンをしていることから、現在は船橋市在住。小石さんは高校生の時、国際コニュニケーションコースがある高校に通っていたこともあって、海外に興味があった。
「私は貧しい家庭で育ったので、いろんなことに対して可能性や希望なんてないと思っていました」と小石さんは過去を振り返る。しかし「私の人生は私が決めたらいい」「自分でどうにかしなきゃ」と気づいてからは、自分で動き、16歳で念願の短期留学も実現させ、その後も短期留学などを繰り返した。
福岡教育大学教育学部数学科を卒業すると、高校で数学の教諭になった小石さん。24歳から27歳まで教諭として働いていた期間に気付いたのは「日本人の行動力が他国の人たちに比べて乏しいこと」だったという。「自分の人生は一度きりなのだから、やりたいことがあるなら、やったほうが絶対にいい。やらずに後悔が残るのだけは避けたい」とも続けた。
留学エージェントとしては、これまでに個人での留学やワーキングホリデー、親子での短期留学、ホームステイなども実現させてきた。留学対応国は、オーストラリア、カナダ、イギリス、ドイツ、マルタ、イタリア、スペイン、モロッコ、中国、南アフリカ、キューバ、フィリピンなど。
ビザ取得についても相談ができ、現地に行ってからも無料で24時間のサポートをするという。自身が子育て中ともあって、「親子留学も推奨している。まずは留学の良さを地域のみなさんに伝えていけたら」と小石さんは意気込みを見せる。
問い合わせはホームページ内のフォームのほか、LINEでも受け付ける。