船橋港親水公園で「インターナショナルフェスティバル」、オーデンセ市・西安市との姉妹都市を記念するイベントも
11/22(金)船橋港親水公園で「インターナショナルフェスティバル」
オーデンセ市・西安市との姉妹都市を記念するイベントも
船橋港親水公園(船橋市浜町2-1)で11月16日、船橋市国際交流協会主催の「インターナショナルフェスティバルinフナテラス」が開催され、約2300人が来場した。
今年は、デンマーク・オーデンセ市と姉妹都市提携35周年、中国・西安市と友好都市提携30周年にあたり、記念のイベントが行われた。
メインステージの開会式で松戸徹船橋市長は、「船橋市の人口約65万人のうち外国人が2万3000人を越えた。平和を築くために市民間の友好を大切にすることが姉妹都市の原点。実質的な交流を積み重ねていきましょう」と訴えた。
続いて、デンマークのキャラクター「ラスムスクルンプ」が登壇し、子どもたちから声援を受けた。また、船橋重陽気功協会メンバーとコーラスグループ「ピコロ」の指導のもと、会場全体で中国民謡「茉莉花(まつりか)」を合唱した。
ステージでは次々とパフォーマンスが続き、今年も船橋市在住の王文強さんによる中国伝統芸能「変面(へんめん)」も披露された。一瞬で面が変わるパフォーマンスに、ぎっしりと席を埋めた観客からは驚きの声があがった。開催場所が「ふなばしアンデルセン公園」から移ったこともあり、「変面を初めて見た人は?」という問いに大半が手をあげた。
さらに、Yurikoさんによる「デンマーク体操」実演、唐時代の中国漢服のファッションショー、フィリピンのバンブーダンス、和太鼓連盟による演奏、デュオのジョジョによる英語の歌などが披露された。
船橋市が実施しているキャンペーンとタイアップしたデンマークの豚肉料理「フレスケスタイ」を提供した「酒楽家あま野」をはじめ、多くのキッチンカーも並んだ。
ベトナムのコーヒー、トルコアイス、ミャンマーの雑貨などの出店もあり、各店では行列ができていた。船橋市商工会議所が実施した船橋産野菜のみそ汁サービスでは1000食以上が無料で振る舞われた。
また、設立30周年を迎えた船橋重陽気功協会は子ども向けゲームのコーナーを開き、景品の「ジェンズ」(中国伝統の羽蹴り)で遊ぶ子どもたちが会場各所で見られた。
スタンプラリーのスタッフとして参加したウガンダ出身のシャミラさんは「たくさんの人と話せて楽しい」話し、親子連れで来場した30代の男性は、「こんな行事があるとは知らなかった。子どもが外国の人と話ができたことを喜んでいた」と笑顔を見せた。