JAちば東葛が小松菜を使った新商品を市長に披露、船橋の新たなグルメへ期待
12/9(月)JAちば東葛が小松菜を使った新商品を市長に披露
船橋の新たなグルメへ期待
JAちば東葛(ちば東葛農業協同組合)の代表らが12月5日、松戸徹市長にオリジナルの新商品「小松菜にくまん」と「小松菜ばうむくーへん」を紹介するため船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪問した。
JAちば東葛は、野田市・我孫子市・柏市と船橋市の一部を管内とし、地域の農業の振興と農畜産物のPR・消費拡大に取り組んでいる。今回地元の農産物の特徴を生かして作った商品は、船橋市の特産物として青果市場などでも「品質が良い」と評判が高いJAちば東葛西船橋葉物共販組合の小松菜を粉末状にした「小松菜パウダー」(2012年度ふなばしセレクション認証品)を生地に練りこんだ2品。
「小松菜にくまん」はパウダーを使った生地に、シャキシャキとした食感を残した小松菜を具材に入れている。「パッと見て小松菜と分かる色味に仕上げた」という。「小松菜ばうむくーへん」は小松菜の香りが口の中で広がる優しい味わいのバウムクーヘンで、小松菜本来の色味も出ているのが特徴。
同組合直販事業部の川島翔平さんは、「肉まんの生地はパウダーだけで鮮やかな色味になり、しっかり小松菜の風味を感じられる。具材の小松菜の食感にもこだわり何度も試作した。米粉を使ったバウムクーヘンは甘めなので小さなお子さまにも喜んでもらえる。贈答用の商品を目指して開発した」と紹介した。
松戸徹市長は「地元の農産品による商品が広がることは生産者を元気づける。とてもおいしく、小松菜ハイボールに続くヒットになることを願っている。ふるさと納税の返礼品にできないか検討したい」と話した。
商品はJAの農産物直売所「ふなっこ畑」(行田3-7-1)で販売され、バウムクーヘンは12月16日から、熱々の肉まんは12月から1月にかけて準備ができ次第販売する。贈答用の冷凍肉まんは販売日を検討中という。
さらに、1月18日、19日に「ららアリーナ東京ベイ」(浜町2-5-15)で開催される「Bリーグオールスター2025」で両商品を販売する。