船橋の起業家・相澤さんが人生と街づくりの軌跡を 著書「『ちがう かかわる かわる』だから面白い」として出版

  2025/6/3
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6/1(日)船橋の起業家・相澤友夫さんが人生と街づくりの軌跡を一冊に 

著書「『ちがう かかわる かわる』だから面白い」出版

 千葉県船橋市在住の経営者・相澤友夫さん(82)が、自身の半生と地域活動の歩みをまとめた著書『「ちがう かかわる かわる」だから面白い』(諏訪書房)を2025年1月25日に出版した。

 相澤さんは石材業「石友工業」(船橋市馬込町1201-3)を営むかたわら、中小企業家同友会などを通じて地域経済や環境保全に尽力してきた人物として知られる。

 書籍は、若き日の相澤さんが石材業界に未経験で飛び込み、中小企業家同友会設立に立会い、企業経営と向き合いながら多くの人々と出会い、学び合い、成長してきた軌跡を綴った内容となっている。

 とりわけ、同友会での活動を通じて築いた仲間との絆や、船橋市内を流れる海老川の環境整備への取り組みが大きく取り上げられている。

 相澤さんは1942年、船橋市生まれ。苦労の末に石材業を創業し、のちに株式会社石友工業代表取締役社長、同社会長を歴任。中小企業家同友会千葉県支部の創設に関わり、代表理事や日本石材産業協会役員なども務めた。書籍には、同友会活動50年の節目を迎えた感慨も込められている。

 また、地域とのかかわりを軸に据えた「桜の植樹運動」や海老川流域の浄化活動といった市民参加型の環境改善プロジェクトにも焦点を当てている。相澤さんは「自分が変わることで相手や地域も変わる。それが面白さにつながる」と語り、こうした思想が本のタイトルにも反映されている。

 中小企業家同友会は、今年50年の節目を迎え相澤さんは1976年7月設立の船橋支部に所属。会員企業は千葉県内で約1800社を数え一人社長、フリーランスから企業経営に至るまでの

 出版は諏訪書房(東京都新宿区高田馬場2-14-6)。編集協力にofficeSAYA。装丁には満開の桜並木があしらわれ、相澤さんが長年地域とともに歩んできた足跡を象徴的に表現している。

 「一人ひとりが違うことを認め合い、関わりを通じて変わっていける社会であってほしい。その思いを込めました」と相澤さんは話している。

  • 海老川で満開になった桜をあしらった表紙

  • 出版を発表した中小企業家同友会の懇親会会場の様子

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