
ららぽーとTOKYO-BAYでクボタスピアーズ「シーズン終了報告会」 船橋市主催で抽選会やハイタッチ会も
6/5(木)ららぽーとTOKYO-BAYでクボタスピアーズ「シーズン終了報告会」
船橋市主催で抽選会やハイタッチ会も
ららぽーとTOKYO-BAY(船橋市浜町2-1-1)北館1階中央広場で6月5日、先日、今シーズンの全試合を終えたばかりの「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」(以下、スピアーズ)の「シーズン終了報告会」が行われ、平日夕方にも関わらず300人を超えるオレンジアーミー(スピアーズのファン)が集まった。
練習場やクラブハウスも船橋にあり、船橋市栄町に本拠地を置いて活動しているリーグワン所属のスピアーズ。6月1日に国立競技場で行われたプレーオフ決勝戦では、惜しくも1トライ差で東芝ブレイブルーパス東京に敗れ、準優勝で今季を終えた。
同会を企画したのは、船橋市プロスポーツ等連携推進委員会。6月2日に開催が決定したことを発表し、開催までの告知期間が短かったにも関わらず、会場には約300人が集まった。
同会にはスピアーズからキャプテンのファウルア・マキシ選手、前キャプテン・立川理道選手ら全14人の選手が来場。
ゼネラルマネージャーの前川泰慶(ひろのり)さんも登場し、会の始めに「応援ありがとうございました」と挨拶をした。挨拶の中で「トロフィーをここに持って来れず悔しいが、プレーオフに入ってからチームがどんどん成長した。最後まで諦めず、選手、オレンジアーミー、みんなで一緒に戦えたことを誇りに思う」と振り返った。
その後、選手全員が一人ずつ挨拶をし、「オレンジアーミーの応援が日本一」とファンへの感謝の言葉や、「来年こそは優勝して帰って来れるようにしたい」「次はトロフィーを持ってこれるようにがんばる」とすでに来シーズンに向けた決意が聞かれた。
続いて来場者からの「質問コーナー」となり、次に抽選会へ。プレゼントは、同会への参加選手全員のサインが入ったフラッグ、ユニフォーム、スピアーズ所属の選手全員のサインが書かれたラグビーボールがそれぞれ1つずつ、計3人に当たるというもの。選手が番号を引くクジ引きで当選した3人のうち2人は、質問コーナーで質問をしたラグビーキッズたちとなり、会場からは温かな拍手が送られた。
船橋市からはオレンジ色をテーマにした花束の贈呈、市川市農業協同組合からは「船橋にんじん」20キロ、ちば東葛農業協同組合からは西船橋産小松菜10キロと枝豆6キロ、奈良養鶏園(馬込町)からは船橋のニンジンや小松菜を加えた飼料を食べて育った鶏が生んだ「船橋たまご」10キロがスピアーズに贈呈された。
会の最後には選手全員の記念撮影、さらにオレンジアーミーと選手たちが一緒に並んでの記念撮影も行ってステージを使ったイベントは終了した。最後に、選手たちがステージを下りて列を作り、来場者とのハイタッチ会を実施。終始和やかな雰囲気の中、会が終了した。
選手全員のサイン入りボールが当たった市内に住む菅原維吹(いぶき)くん(8)は「当たったボールはおうちに飾っておく」と笑顔を見せた。維吹くんは、以前、ふなっしーパーク(浜町)で行われたイベントで「タックル体験」をしたことがきっかけで、現在はラグビーチームで練習を重ねているという。「来シーズンは絶対に東芝を倒して優勝して欲しい」とスピアーズへの思いを話し、会場を後にした。