
三番瀬で収穫した海苔を使ったジェラート登場 船橋市漁業協同組合が開発
8/31(日)三番瀬で収穫した海苔を使ったジェラート登場
船橋市漁業協同組合が開発
船橋市漁業協同組合(船橋市湊町1-24-6)は、三番瀬で収穫した海苔を使った2種類のジェラートを開発し、直売所「三番瀬みなとや」(船橋市日の出1-22-1)とJAちば東葛農産物直売所「ふなっこ畑」(行田3-7-1)で今夏から販売を始めた。
同商品は今年1月から開発を開始し、今夏、ようやく商品化となった。「JAちば東葛」が地元野菜や果物を活用して展開している加工品事業を参考にして、取り組みを始めたという。
当初は生海苔を使用したが、生臭さが残り、試作品は不評だったという。改良を重ね、焼きのりを佃煮にしてミルク味のジェラートに練り込むと、しょうゆと砂糖の甘じょっぱさがキャラメル風味のように感じられる一品に仕上がったと関係者は話す。
ミルクジェラートをベースに「佃煮(つくだに)」と「焼きのり」の2種類の味を販売する。「佃煮」は甘みとコクがあり、「焼きのり」は実際に焼きのりを細かくちりばめることで、磯の香りが広がるさっぱりした味わいとなっている。
ジェラートはふたが付いたカップ(350円)で販売するほか、「ふなっこ畑」ではシングル(400円)、ダブル、トリプル(各450円)での販売も行っている。カップタイプは配送も可能。なお、生ジェラートは「ふなっこ畑」のみで提供されており、不定期での製造となる。
ふなっこ畑のスタッフ・岩尾さんは「カップタイプは10秒ほど電子レンジで温めると、よりなめらかな口当たりになる」と食べ方を紹介する。ジェラートコーナーはの営業時間は12時~16時30分、土・日曜、祝日限定で稼働する。
「ふなっこ畑」営業時間=9時30分~18時。火曜定休(祝日の場合は営業)。駐車場あり。「三番瀬みなとや」営業時間=10時30分~15時。火・水曜定休、ほか臨時休業あり。