
本町通りのバスケ専門店「ボーラーズ船橋店」が10周年 コロナ禍乗り越え地域と歩む
10/5(日)本町通りのバスケ専門店「ボーラーズ船橋店」が10周年
コロナ禍乗り越え地域と歩む
バスケットボール用品専門店「ボーラーズ船橋店」(船橋市本町3-2-2、047-406-5556)が、今月10日で10周年の節目を迎える。
開店当初から地域の部活動やクラブチームの利用客を支えてきた同店は、節目を機にこれまでの歩みを振り返った。
店の歴史は、関西を拠点とするメーカー「オン・ザ・コート」が関東で初めて出店したことに始まる。当初は、「関東初出店が船橋で大丈夫だろうか」という戸惑いも少なくなかったというが、船橋独自の部活動文化、小学校のミニバスや中学校の部活動熱を中心に、地域に根付いた需要の大きさを実感するようになった。店長の羽鳥欽也さんは「船橋の子どもたち、保護者が持つパワーに驚かされた」と話す。
10年の歩みの中で、最も大きな試練となったのは新型コロナウイルスの流行だったと振り返る。羽鳥さんはちょうど着任直後に緊急事態宣言に直面。
休業や活動停止の影響を受け、来店客が激減したという。「正直、厳しい局面だった」と当時を思い返す。それでも地域の子どもたちの活動再開とともに需要が戻り、徐々に店への来店が増えててきたという。
近年は設立から15年が経った「千葉ジェッツふなばし」の活躍や、同じく10周年の節目を迎える「Bリーグ」人気の高まりも追い風となっているという。
羽鳥さんは「この街だからこそ体験できた10年だった。これからも地域に寄り添い、20周年に向けてここからは新しい企画も仕掛けていきたい」と話す。
10周年を記念して、同店では10月11日~13日までの3日間、記念セールやオリジナルグッズの配布を実施する予定。営業時間は11時~19時(平日)、10時~19時(土日祝)、火曜定休。