船橋競馬場で「シンチャオ!ふなばし ベトナムフェス2025」開催へ、ベトナムの有名アーティストも来日

  2025/7/15
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7/15(火)船橋競馬場で「シンチャオ!ふなばし ベトナムフェス2025」開催へ

ベトナムの有名アーティストも来日

 今年の春、全面リニューアルを終えたばかりの船橋競馬場(船橋市若松1-2-1)を会場として7月19日、20日の2日間、ベトナムをテーマにした「シンチャオ!ふなばし ベトナムフェス2025」が開催される。

 同イベントを主催するのはシンチャオふなばし実行委員会。実行委員長の高橋雅洋さんは「自分の会社でベトナムの方たちと一緒に働くようになり、ベトナムの人と船橋の人たちはきっともっと仲良くなれるはずだと思うようになった。こういうイベントを通して、お互いの良さをもっと多くの人に知ってもらえたら」と開催の経緯を話す。

 高橋さんは市内で「TK建装」(船橋市北本町2-44-15)を経営。同社では約10年前から「特定技能制度」または「技能実習生」の受け入れを行っており、ベトナムからの実習生を受け入れて一緒に働いている。2021年には関連会社として西船橋にベトナム料理店「アオザイレストラン」(船橋市西船4-16-1 2F)をオープンすると、東京・代々木公園で行われる「ベトナムフェス」へも大勢のベトナム人スタッフと共に毎回、屋台の出店をしてきた。

 代々木公園で行われるベトナムフェスは今年も5月31日と6月1日に2日間で開催され、来場者約14万人という規模。ベトナムフェスは、⽇越外交関係樹⽴50周年にあたる2023年に「シンチャオ!さいたま ベトナムフェス」が埼玉で開催されたのが始まりだという。同フェスは3⽇間で動員10万⼈だった。「私の地元船橋でもそのような規模のイベントを開催できれば、船橋の魅力がもっと高まるのではないか」とも高橋さんは話す。

 会場は「ベトナムの⽂化や伝統、美⾷、エンターテインメントを存分に楽しむことができます」と高橋さんが話すように、会場内には、ベトナム中部に眠るチャンパ王国の聖地「ミーソン遺跡」をイメージしたエリアも出現する。ステージではベトナム発祥の総合武術「ボビナム」の演舞、ベトナム音楽界で注目を集めているアーティスト「Trúc Nhân(チュック・ニャン)」も来日出演する。

 そのほか「VYSA(在日ベトナム学生青年協会)」「V-COSMO(ブイ・コスモ)」や、ベトナムの在日アーティスト「V-Artists」からも出演する。日本のアーティストとしては、ベトナムの楽器「トルン」を演奏する「小栗久美子トルントリオ」をはじめ、船橋からは市立船橋高校吹奏楽部、アイドルグループ「himawari(船橋)(ひまわりかっこふなばし)」も出演し、会場を盛り上げ、「シンチャオ!マッチョコンテスト in 船橋」も同時開催する。

 会場内ではベトナム生まれの伝統スポーツ「ダーカウ」、アメリカ発のニュースポーツ「ピックルボール」の体験コーナーも設けるほか、いろんな動物と触れ合える「ふれあい動物園」も設置。フードやドリンク類はベトナムを代表する麺料理「フォー」やサンドイッチ「バインミー」を販売する店舗も20以上が並ぶ。

 「ベトナムを疑似体験することでその魅⼒に触れ、皆様により深い理解と親近感を抱いていただけることを願っています」と高橋さん。

 開催時間11時~20時30分。入場無料。

関連サイト:
https://xinchaovf.com/

  • 実行委員長の高橋雅洋さん(提供画像)

  • 店舗によって異なる味を楽しめる「バインミー」

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