船橋の女性起業家が千葉市の「カフェさんびお」を事業継承 12月1日リニューアルオープン

  2025/11/7
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11/7(金)船橋の女性起業家が千葉市の「カフェさんびお」を事業継承 

12月1日リニューアルオープン

 千葉市にある「CAFE SYMBIOSE(カフェさんびお)」(千葉市若葉区加曽利町1751-1、TEL043-310-6056)は、運営を船橋市を拠点に福祉・介護事業を展開する「メディケアパートナー」(船橋市大穴北4)に引き継ぎ、12月1日にリニューアルオープンする。

 同店は2024年1月31日、福祉事業の「ふくしねっと工房」(滝台町33)が運営する障害者就労移行支援事業所という形でオープン。障がいのある人が調理や接客を通じて社会とのつながりを持ち、一般就労を目指す場としてスタートした。店内にはテーブル席だけでなく小上がり席を備えるなど、地域住民の憩いの場として親しまれてきた。

 今回事業を引き継ぐメディケアパートナー代表取締役の浦上莉奈さんは現在2児の母。今回のリニューアルでは、「地域の憩いと就労の場の両立」をコンセプトに運営を再構築。前オーナーの方針を踏襲しつつ、子育て世代にも使いやすい店舗づくりを進めている。

 新たにおむつ交換台やベビー用チェアを設置し、キッズメニューも順次導入予定。おもちゃの充実なども視野に入れ、「子連れウェルカムの環境づくりを進めています。お子さま向けメニューも順次追加予定です」と話す。

 フードはカレーやパスタを中心に、季節の食材を使ったランチセット(サラダ・ドリンクバー付き・1800円)構成へ。ドリンクはハンドドリップのコーヒー各種(550円~)に加え、ラテ系など幅広くそろえる。

 浦上さんは「店内一角はレンタル・コミュニティスペースとしての活用も考えており、ワークショップや少人数の発表会、親子イベントなど、地域の『やってみたい』を応援したい」と話す。

 同社は、船橋市・習志野市で介護・福祉サービスを展開する法人。「くまさんヘルパー訪問介護」(大穴)や、「メディケアふうせん」(習志野市東習志野)では訪問介護や重度訪問介護などを運営している。カフェさんびおについては、将来的に就労継続支援B型事業所としての認可を目指しており、段階的に整備を進める。

 「地域の方に愛されるカフェを目指すとともに、ここで働く人たちが安心して続けられる場にしていきたい」と浦上さん。

 営業時間は9時〜16時。日曜定休。

  • 店舗外観

  • コーヒーの教育カリキュラムは「ふなばし珈琲タウン化プロジェクト」発起人の梶真佐巳(かじまさみ)さんが担当

  • おむつ替えスペースも設置

  • 子連れでも来店しやすい小上がり席

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