津別町の移住促進イベント「自然と仕事が共存する暮らし」 船橋からの移住者らが登壇
12/9(火)津別町の移住促進イベント「自然と仕事が共存する暮らし」
船橋からの移住者らが登壇
北海道津別町と北海道の複数自治体が入居するシェアオフィス「EZOHUB TOKYO」共催の地域移住促進イベント「大雲海と神秘の湖で、豊かで充実した人生を」が12月9日、EZOHUB TOKYO(東京都品川区東品川2-2-28)で開かれた。
地域の自然資源や移住体験、地元との連携事例を紹介する企画に行政関係者、経営者、起業家、移住希望者など約60人が集まった。
イベントは午後1時30分から3時30分までの間にコンパクトに実施、プレゼンテーションやトークセッションを通じて津別町の魅力を多角的に伝えた。
冒頭ではNPO法人・森のこだま代表の上野真司さんが「津別町は『感動資源』の宝庫」と題し、日本一のカルデラ・屈斜路湖、肉眼で観ることのできる満天の星空、水のおいしさなど地域資源のポテンシャルを紹介。
続く第1部では津別町長の佐藤多一さんと清瀬市長の渋谷桂司さんによるクロストークが行われ、両地域交流のきっかけや今後の連携可能性が語られた。
第2部では、津別町へ実際に移住した都丸雅子さんと吉澤岳十さんが登壇し、「私たちが津別を選んだ理由(わけ)」をテーマに対談。
移住の動機や日常の生活、地域との関係性について自身の経験を交えながら語った。「毎日新しい事の発見がある」「地域の人たちとの距離の近さが心地よい」「来てみないとわからない、何とも言えない空気感」といった意見が聞かれた。
津別町に家を購入、社員と来町する「ときどき津別ステイ」を行っている吉澤さんは「最初のとっかかりは農業、農作業の無い日はオンラインで仕事をしている」と話した。
第4セッションでは、JAL(日本航空)が津別町と連携で企画する「ガクツナ」事業の紹介として、学生と地域がつながる仕組みやこの事業の可能性について提示された。
イベントに参加した都内在住の20代女性は「移住という選択肢が現実味を帯びて感じられた」と語った。
「自然が豊かで人の温かさに触れられる津別で、暮らしと仕事の可能性を広げてほしい」と主催者の一人津別町役場の加藤さんは呼びかける。










