「酒どっとCOME船橋前原本店」で初のアウトレットセール 、飲食店への業務販売用ワインを中心に8月末まで
8/21(土)「酒どっとCOME船橋前原本店」で初のアウトレットセール
飲食店への業務販売用ワインを中心に8月末まで
前原駅近くの酒屋「酒どっとCOME船橋前原本店」(船橋市前原東4-13-3、TEL 047-473-3636)が8月18日から業務販売用のワインを中心に、同店初となるアウトレットセールを開催している。
同店を運営するのは、業務用・一般含め酒類の取扱高・取扱量ともに千葉県トップクラスの「やつや」(本社:船橋市前原東4-13-3、TEL 047-408-0828)。幕張には物流拠点を構え、特に宿泊施設や飲食店を顧客に酒類の販売をしてきたが、このコロナ禍で業務販売用商品の在庫を多く抱えることとなった。
「商品をいつまでも置いておくわけにもいかない。古くなって廃棄してしまわなくてはいけないようなら、価格を下げてでも販売して店舗近隣の皆さんにおうちで楽しんでいただきたい」と「酒どっとCOME船橋前原本店」店長の奥松さん。同店でこうしたアウトレットセールを開催するのは、初めてのことだという。
アウトレットセールは18日から8月末まで開催する。平日と週末で販売内容が異なる。平日は店内に特別コーナーを設け、業務販売用ワイン各種を1本500円で販売する。産地はさまざま。
8月21日、22日、28日、29日の週末はワインのみならず、焼酎、日本酒もラインナップに加え、店先にテーブルを並べて販売。週末だけは、幕張の物流倉庫から持ち運んだ業販用の在庫を、そのまま店頭で販売するスタイルを取るという。
500円のものもあれば、中には2000円で販売している商品もあり、「どの商品も当店の仕入れ値での販売となり、当店の利益はないんです」と奥松さん。週末に売り出す商品は、通常店頭で販売している価格の30~50%オフで販売するという。また、週末は、子どもたちが楽しめるようにと、ラムネやお菓子のプレゼントも用意した。
「これまで、店側が売りたい商品を売り出す『セール』をしたことはあったが、アウトレットやこうしたキャンペーンを考えること自体が初めて。当店は住宅地にある店舗なので、チラシを作り、自分たちでポスティングした甲斐もあり、キャンペーン初の土曜日である21日には約140人の方にご購入いただけました」と奥松さんは笑顔を見せる。
「とにかくこの1回目のキャンペーンは、私たちにとって手探り状態。まずはテストとして実行してみて、果たしてこれが継続していける内容なのか、いいものなのか、悪いものなのかを検討していく必要がある。飲食店さんは政府からいろいろとバックアップがあるが、我々にはそこまで手厚いものはない。まずは在庫品が廃棄となってしまわないよう、前を向いて動いていかなくては」とも話した。
「地域の皆さまへのさらなる認知度アップを目指し、ご来店いただけるような企画を今後もいろいろと検証していきたい」と奥松さん。
営業時間は10時~20時ごろ。駐車場あり。