銚子の老舗卸「時友商店」が銚子電鉄とコラボ「しりぬぐいトイレットペーパー」を商品化

  2026/2/1
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 創業73年を迎える日用品卸「時友商店」が市内を走る「銚子電気鉄道(通称 銚子電鉄)」とタッグを組み、ユニークな新商品「銚子電鉄しりぬぐいトイレットペーパー」の開発に乗り出した。現在、製品化に向けた資金調達をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で実施している。
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銚子電鉄 竹本社長と発案者の時友商店 時友専務
 時友商店は、長年地域の人々の生活を支えてきた日用品専門の卸事業。同プロジェクトは、人口減少などの課題を抱える銚子市を「おもしろく盛り上げたい」という想いからスタートした。

 コラボ相手となる銚子電鉄は、経営難という逆境を「ぬれ煎餅」や「まずい棒」といったユーモアあふれるヒット商品で乗り越えてきたことでメディアなどを通じて全国的な知名度を持っている。
 商品名の「しりぬぐい」の名称には、人口減少や日用品の消費の低下といった銚子のマイナスイメージを文字通り「しりぬぐい」する思いが込められた。

 困難を笑いに変えて突き進む銚子電鉄の前向きな姿勢を、日常に欠かせないトイレットペーパーに託した形だ。製品は再生紙100%で環境に配慮し、富士山の湧水を使用し肌触りが優しい仕上がり。
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プロジェクトの思いを語った時友厚季専務
 パッケージには、銚子電鉄の竹本社長が愛する「猫」をモチーフにしたデザインを採用し、4つ並べると1枚の絵になる遊び心も加えた。さらに、ペーパー本体にもプリント加工が施され、使うたびに思わず微笑んでしまう仕掛けになっている。
 また、返礼品には、トイレットペーパーに加え、銚子電鉄1日乗り放題券「弧廻手形」のオリジナルデザイン版がセットされている。これは「実際に銚子へ足を運び、電車に乗ってほしい」という願いが込められたもので、売上の一部は銚子電鉄の運転資金として寄付される仕組み。
 企画にあたっては、銚子市長へのプレゼンや駅での鉄道ファン向けアンケートも実施。車両写真をSNSで公募するなど、地域住民やファンを巻き込んだ「みんなでつくる商品」を目指してきた。クラウドファンディングの目標金額は100万円。支援金は製造費やデザイン費に充てられ、将来的にはふるさと納税の返礼品や観光施設での販売など、銚子を代表する「顔」となる商品への成長を目指す。
 同プロジェクト発案者で時友商店の時友厚季さんは「銚子を明るく元気に、そしてみんなのお尻をさっぱり綺麗にしたい。この笑えるけど本気な挑戦を応援してほしい」と呼びかける。支援募集は2月中旬まで。
銚子経済新聞編集部準備室
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