音楽起点に銚子を回遊へ「CHOUSHI DISCO CIRCUIT」銚子プラザホテルで開催

  2026/3/5
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 音楽イベント「CHOUSHI DISCO CIRCUIT」が2月28日、銚子プラザホテル2階ロワイヤルホールで開催された。発起人はプロギタリストの渡辺裕太さん。旭市の東芸IP株式会社代表・加瀬勝弘さんが運営と設営面を支援し、今回で2回目の開催となった。
 
 総勢10人による生バンドとDJがノンストップで共演。ダンスクラシックを軸にソウル、R&Bなど幅広い選曲で会場を盛り上げ、ダンスフロアから後方の円卓席まで多くの来場者で埋まった。ホテルのドリンクは氷がなくなるほど注文が入る盛況ぶりだった。
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扮装し演奏する渡辺裕太さん

第一線で活動するプロが銚子で挑戦

 渡辺さんは東京都出身、著名アーティストのレコーディングや全国ツアーにギタリストとして参加するなど第一線で活動している。現在も精力的に演奏活動を続ける中、祖母が暮らす銚子への思いを胸にイベントを企画している。

 「仲間から“銚子でやろうよ”と言われることは多い。でもホールがない。だったら音楽の地盤から作ろうと思った」

 かつて銚子には文化会館があり、有名アーティストが公演を行う時代もあった。現在は大型ホールがなく、音楽公演の機会は限られている。
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音楽 × 観光回遊というモデル

 出演ミュージシャンの中には前日から銚子入りする人や、イベント後に宿泊する人の姿もあった。

「ブルーノートのような最高のライブ体験を銚子で届けたい。そして来てくれる人には、銚子の景色や温泉、美味しい食事を楽しんでほしい」

 音楽を目的に訪れ、泊まり、街を巡る。ライブを起点にした回遊の動きが少しずつ形になり始めている。

目指すのは「単発」ではなく「文化」

 渡辺さんは今後も継続開催を視野に入れている。
 
 銚子は日中観光の印象が強い一方、夜のコンテンツはまだ多くない。ホテルを活用した音楽イベントは、宿泊・飲食・観光をつなぐ新たな可能性を秘める。
 
 音楽をきっかけに人が集まり、泊まり、街を巡る流れをどう育てていくか。3回目、そしてその先へ。今回の開催は、銚子に新たな文化を根付かせるための通過点となりそうだ。(飯田)
銚子経済新聞編集部準備室
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