黒潮よさこい祭りを若い世代へ 銚子のよさこいチーム「黒潮美遊」が新体制

  2026/3/14
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銚子の秋を彩る「黒潮よさこい祭り」

 銚子の秋の恒例イベント「黒潮よさこい祭り」を支えてきたよさこいチーム「黒潮美遊(くろしおびゆう)」が一昨年、世代交代により新体制となった。代表に天野匡基さん(32)、副代表に平幡龍生さんと花田拓也さん、楽曲や作品づくりを担うプロデューサーに鈴木大心さんが就いた。

 4人はいずれも同級生。若い世代が中心となり、チームと祭りを支える体制がスタートしている。

 黒潮よさこい祭りは毎年11月に銚子市中心部で開催されるイベントで、全国から約50チーム、約1500人の踊り子が参加。観客動員数は約3万人に上るなど、銚子を代表する大型イベントの一つとなっている。


メンバー約30人 祭りに向け練習重ねる

 取材に訪れたのは銚子の隣町、神栖市の波崎地域交流センター。この日はメンバー約20人が集まり、練習が行われていた。メンバーの男女比はほぼ半々で、女性がやや多いという。

 現在も新メンバーを募集しており、SNSやホームページを通じて参加希望者を受け付けている。
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練習風景

若手へバトン 代表は天野匡基さん

 天野さんが代表を引き継いだのは一昨年11月。長年チームを率いてきた世代から若手へとバトンが渡された。
 
 高校時代からチームに関わってきた天野さんは、祭りの実行委員長を任されるなど経験を重ねる中で代表就任の打診を受けたという。

 当時を振り返り、天野さんは「やるからにはやってやろうと思った」と話す。

「地域貢献と青少年育成」理念は継承

 世代交代によってメンバーの年齢層は若くなったが、チームの理念は変わらないという。

 「地域貢献と青少年育成。この2つは初期から続く大事な柱。ただ踊るだけの集団では意味がない。よさこいを通して地域を盛り上げ、銚子に人を呼び込むことが自分たちの役割」

祭りをアップデート 新しい挑戦へ

 回を重ねるごとに規模を拡大してきた黒潮よさこい祭り。土台ができてきた今だからこそ、新しい挑戦も必要だという。

 天野さんは「現状維持のお祭りでは、どこかで飽きが来てしまう。見てくれる人にも楽しんでもらえるよう、年々アップデートしていきたい」と話す。
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写真提供・天野匡基さん

目指すのは「誇れるチーム」

目指すのは踊りの技術だけではない。

「『黒潮美遊です』と言ったときに、それだけで評価されるような団体になれたらうれしい。人としても模範になるようなチームにしたい」

 若い世代へと引き継がれたチームと祭り。新体制となった黒潮美遊は、今年の黒潮よさこい祭りに向けて練習を重ねている。(飯田)
銚子経済新聞編集部準備室
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銚子経済新聞を準備するための編集部が取材してきた銚子市を中心としたローカルニュースを配信していきます。
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