勤労市民センターで「ジーバーfood」説明会 高齢者就労の新モデルを紹介

  2026/4/10
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4/10(金)勤労市民センターで「ジーバーfood」説明会 

高齢者就労の新モデルを紹介

 シニア世代の新たな就労機会創出を目指す「シニア就労支援プロジェクト」の説明会が4月10日、船橋市勤労市民センター第一講義室(船橋市本町4-19-6)で開かれた。

 主催は高齢者向け人材事業を手がける「株式会社アゲイン」。同社代表の近藤徹さんが、シニア主体の食堂運営モデル「ジーバーfood」を活用した新事業構想を説明した。

 同プロジェクトは、「生涯現役」を掲げ、元気な高齢者が地域で役割を持って働き続けられる環境づくりを目指す取り組み。近藤さんは、高齢者向け人材派遣事業を1年間運営する中で、「短時間・短日数で働きたい」という高齢者側の希望と、企業側の雇用条件との間に大きな隔たりがあることを実感したという。

 近藤さんは説明会で「元気で経験豊富な高齢者は多いが、既存の雇用制度では受け皿が限られる。ならば自分たちで働く場をつくるしかないと考えた」と説明。資料によると、同社は高齢者人材派遣事業立ち上げ後1年で約648万円の赤字を計上、従来モデルからの事業転換を決断したという。

 新たに取り組むのが、宮城県仙台市発の「ジーバーfood」モデルを活用したおにぎり店事業。シニアが組合員として参画し、売り上げから経費を差し引いた利益を分配する仕組みで、雇用ではなく“共同運営”によって働く場を生み出す。船橋では本町通り沿いの飲食店「らーめん963」の昼間時間をシェア活用し、「ばーばのおにぎり屋」として5月ごろの開業を予定している。

 近藤さんは「単なる飲食店ではなく、高齢者が社会とつながり、役割を持ち続けられるプラットフォームにしたい」とし、「朝起きて行く場所があり、誰かに『ありがとう』と言われることが健康や生きがいにつながる」と意義を語った。

 今後はおにぎり屋事業を運営しつつ、高齢者と人手不足に悩む企業とのマッチング事業も並行して育てていく。近藤さんは「船橋から、超高齢社会の新しい働き方モデルを発信していきたい」と意欲を見せた。

 同社では今後も参加希望者向け説明会や組合員募集を順次進めていく予定だ。

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