船橋・宮本にシニアが働く「ばぁばの賑わいおむすび屋」 注文を受けてからにぎって提供するスタイルで
船橋・宮本にシニアが働く「ばぁばの賑わいおむすび屋」
注文を受けてからにぎって提供するスタイルで
京成本線大神宮下駅から徒歩約10分、船橋市場と船橋大神宮の中間地点となる大神宮通り沿いに「ばぁばの賑わいおむすび屋」(船橋市宮本6-2-27、TEL080-7664-7305)が9月1日、オープンした。
運営はシニア世代の就労を支援する「アゲイン」。地域のシニアが調理や販売を担うテイクアウト専門店として営業する。
同社は2025年3月に当時75歳だった近藤徹さんが設立。人材派遣や職業紹介などを手がけ、「働く楽しさをもう一度」を掲げ、シニア世代が経験を生かして働ける場づくりに取り組んでいる。
同店では、家庭で料理を作ってきた経験や人をもてなしてきた経験などを仕事につなげてもらいたいと、「おにぎりをにぎるのは、ばぁばたち」と近藤さんは話す。一緒に働くスタッフも「ばぁばがにぎるおにぎりは、言葉で表せないけど、何かが違って、おいしい」と続けた。
おむすびをにぎるのは「ばぁば」と呼ばれる11人のシニアスタッフ。ばぁばは「具材をおにぎりの端までしっかり入れているのがこのおむすびの特徴」と微笑む。鮭は店舗で焼いた鮭を手で身をほぐしたものを使用する。
また、食材には地元や近隣地域のものを取り入れ、市内飲食店「963」のオーナー・黒川裕二さんの紹介で米は野田市のブランド米「黒酢米」、海苔は「江戸前ちば海苔」を取り入れた。
商品ラインナップは、鮭(290円)、梅、昆布、おかか(各270円)といった定番を扱い、昆布は船橋市内の老舗メーカーが製造する昆布の佃煮を使用する。数量限定で「のりバター」や「おかかチーズ」(各300円)といった商品も扱う。
営業は店頭でのテイクアウトを中心とし、注文が入ってからにぎって、作りたてを提供する。サポートスタッフが常駐し、オーダーが立て続けに入った場合などは「ばぁば」たちをサポートする。
8月18日からのプレオープンを経て、今後は事前予約や、近隣の企業や事業所などへのおむすびの配達にも対応していく予定だという。早朝の時間帯はすぐに購入できる「ワンコインセット」も用意する。
「人は何歳になっても役割があり、人とつながり、必要とされる喜びを感じられる場所にしたい」と近藤さん。「ばぁばたちが楽しく働ける場を提供していきたい」とも続けた。
営業時間は6時30分~8時。9時30分~13時30分。土・日曜定休。









