四街道市の第20回福祉施設紹介・販売フェア「大きなテーブル」に行ってきた。
四街道市文化センター前広場(千葉県四街道市大日396)で5月21日、福祉施設の取り組みや商品を紹介するイベント「大きなテーブル」が開催された。
出店者は、四街道市内で福祉事業や農業、飲食事業など趣旨に賛同した協賛団体。案内チラシには、16団体の名前が掲載されている。
出店会場となっている四街道市文化センターでは、定期的にイベントが開催されているようで施設の公式HPには、今後開催されるイベントやこれまでに開催されたイベントなども掲載されている。
出店しているのは、菓子製造やパン製造などの食品関係を製造している福祉施設が多く、クッキーや地元の農産物コラボの土産品など多彩。木工細工や雑貨などを販売しているブースもみられた。
また、出店者の中には四街道市の地域福祉情報冊子「はちみつぶんぶん」を発行している、「特定非営利活動法人はちみつ」の名前も。
同冊子は、四街道市内の障がい福祉事業所や地域で活動している団体の情報を発信する目的で編集されておりこの日の会場でも出店ブースで配布に協力していた。
出店者のほとんどが、何らかの形で福祉×農業という連携について意識を持っており地元産の農産物を商品化しているようだ。
地域福祉情報冊子「はちみつぶんぶん」
冊子の中には「はちみつ」のほか「たすけあいの会ふきのとう」「四街道市手をつなぐ親の会」「クレパスの会」「子育てサポートてとて」「Tea For Two」「ワークショップ四街道」「ユーズ」「地域活動支援センターどんぐり工房」「多機能型事業所まめの木」「生活さぽーとピーズ」「青空協同組合」「グループホームみのりほーむ」「児童デイサービスそら」「らしんばん」など15団体を掲載。
また、同冊子では四街道市内のプレーパークどんぐりの森で開催された「八フェス」、四街道市民ギャラリーで開催された作品展「Honeycome!!」など「はちみつ」が参加したイベントについてもふれている。
今回、「大きなテーブル」に出店している中にもこの冊子に掲載されている事業者が多数いることから事業者間の連携に冊子の編集が大きな影響を与えていると考えられる。
IRODORIハンドメイドマルシェ
この日、文化センターの室内ではロビーを使って「IRODORIハンドメイドマルシェ」が開催されていた。
フロア一杯に出店者が集まりブースを展開、それぞれの出店者は県内の他エリアでも出店しているらしく他のイベント会場で名前を見たことのある事業者や屋号も。
関係者によると主軸となっているのは、四街道市役所内にある「みんなで地域づくり課」だという。市民活動団体をリスト化してあり、市民からの相談に対し、それを解決する事ができる市民団体をつなげる動きをしているという。
リストアップされている事業者や市民活動団体をこうしたイベントの開催で一堂に介すことでつながりが強化され、互いに情報交換が密に行われる仕組みになっているようだ。