No.14 360°里山に囲まれた暮らしの中でひかる豊かさ伝える季節を感じる大人のがっこう「te+te」長生郡長南町
2022/6/16
以下は 2 年前に書かれた内容です
6月12日(日)、長南町の季節を感じる大人のがっこう「te+te」主催「ほたるの夕べ 野天ピザ焼きの会」に参加してきました。実は、こちらへお邪魔するのは3回目で、毎回違う側面を見させて頂いてます。季節を感じる大人のがっこう「te+te」では、図工やDIYなどの各種講座や季節のイベント、里山再生プロジェクト、自然派異業種交流会など、様々な活動を計画しているのです。
ぱんと季節のイベント「te+te」
季節を感じる大人のがっこう「te+te」主催の川野晶子さんは、千葉市出身で小さい頃から料理とパンが好きだったそうです。結婚当初にパン作りと出逢い、出産を機にご主人のご実家がある長南町へと帰ってきました。ご自身のぱん教室や季節のイベントを運営する傍ら、長南町の町おこしにも積極的に関わり、2011年5月と11月に「てとてマーケット」を開催し、800名もの人がイベントに訪れたそうです。なんと小学校6年生の頃既に、近所の子供たちと運動会を主催した事があるそうで、まさに本領発揮といった感じですね。
野天ピザ焼き体験
6月12日(日)の野天ピザ焼き体験では、長南町で採れたしいたけや真竹、トマトチキン、しらす×しょうが×ぜんな、サラダ、チョコバナナの6種類のピザを、参加者で分担して作りました。長南町のお豆腐屋さんのおからと、長南町で採れた米粉に北海道の小麦粉を合わせたピザ生地を伸ばし具材をのせ、ピザを焼く為に加工されたドラム缶を使い、薪で10分ほどかけて焼いていきます。ドラム缶が2段構造になっていて、上火と下火で焼くことができ驚きました。前回も1番好評だったというしいたけたっぷりのピザは、その美味しさがいつまでも余韻として残り、まさに絶品でした。
ほたるの夕べ
ほたるが飛ぶ時間は20時頃がピークという事で、ピザを焼きながら交代で近くの水辺を舞うほたるを見に行きました。初めて見る小さなほたるの光と、静かな里山の月夜に「非日常」を味わうことができました。参加者からも、「淡く、優しい光に癒されました」との声が聞かれました。ピザを焼き終えた後は、地元の大工さんの手で、お洒落に改装されたばかりのガレージで、スープやクラフトコーラと共に、参加者の自己紹介も交えながら、美味しく楽しく過ごしました。一期一会を大切に暮らす、川野さんのおもてなしの心が随所に感じられる素敵な空間でした。
そこにある豊かさを活かした地域おこし
これまで川野さんが行ってきた活動には、長南町の豊かさに魅せられた川野さんの想いが込められていると感じました。川野さんご自身も「特別なものでなくても、見つめてみると光るものが周りにたくさんあります。」とお話ししてくれました。「当たり前にあるものが、角度を変えて見る事で非日常となり、同じ毎日が新しい気付きで刷新されていく」そんな愉しみを、色々な方法で伝えていきたいのだそうです。
「無いものを探すのではなく、あるものを見る」この事は長南町に限らず、どこにでも当てはまるような気がしますよね。
今後は「te+te」の活動の様に、地方でその土地を活かした活動ができるようなお手伝いが出来たらと考えているそうです。田舎でも感性を活かす事で実現する地域おこしを、実践に基づき伝えていきたいのだそうです。 取材・ライター 川﨑佐知子
「無いものを探すのではなく、あるものを見る」この事は長南町に限らず、どこにでも当てはまるような気がしますよね。
今後は「te+te」の活動の様に、地方でその土地を活かした活動ができるようなお手伝いが出来たらと考えているそうです。田舎でも感性を活かす事で実現する地域おこしを、実践に基づき伝えていきたいのだそうです。 取材・ライター 川﨑佐知子
以上は 2 年前に書かれた内容です