食パン専門店の「パティシエが作ったパン屋さん」が船橋初出店、薬円台に「船橋パン薬円台工房」としてオープン
9/20(月)食パン専門店の「パティシエが作ったパン屋さん」が船橋初出店
薬円台に「船橋パン薬円台工房」としてオープン
新京成線薬園台駅から徒歩約8分、成田街道沿いに「船橋パン薬円台工房」(船橋市薬円台5-36-3東急ドエルアルス1階)が9月7日にオープンし、連日にぎわいを見せている。
同店は石川県金沢市に本部がある「パティシエが作ったパン屋さん」という食パン専門店ブランドで、船橋市内では初出店となる。千葉県内では今年3月にオープンした成田の「成田パン」に続き2店舗目となる。
店長の阿曽雄貴さん(27)は、今春から成田店で修業を積み、同店をオープンさせた。「地域を活性化したい思いがあった。仕事を通して地域を知り、地域も働く側もみんなが生き生きできて、よりよい町づくりがしたい」と阿曽さんは熱く話す。
メニューは「生食パン」(600円)、「焼き食パン」(500円)各1.5斤など。「生食パン」の「生」は生クリームの意味。自然な甘みを出すために、北海道産の生クリームと蜂蜜と練乳を原料に使用。また、火を使わずに熱風のスチームで焼き上げるので、時間が経っても柔らかく、きめ細やかな食感を演出し、「焼き食パン」は、バターやジャムとの相性がよく、小麦の香りが感じられるという。
1日3、4回、焼き上がり時間を設定し、1回に「生食パン」と「焼き食パン」が計80本焼き上がる。常に焼き立てを提供するために、大量生産は行わず数量限定で生産する。
食パンの他にも甘食や、ラビトッツォ、ジャムなども販売。「甘食は懐かしいと感じて手に取るお客様もいます。ラビトッツォは冷凍販売なので、お好みの解凍具合で食べてほしい。今は生食パンが1番人気ですが、毎日食べて飽きがこないのは焼き食パン」と話す阿曽さん。すでにリピーターも多いという。
今後はフレーバー食パンとして、チョコ、チーズ、レーズン、あずきなど順次メニューを増やしていく予定。
阿曽さんは「生食パンは高級なイメージがありますが、気軽に買える雰囲気の食パン店を目指しています。今後は若い方にも食べてもらいたい。地域に根付き、より多くのお客様と働く我々も豊かな気持ちになれる店を目指します」と意気込みを話した。
営業時間は10時から売切れ次第終了。月曜日定休。