
小説家・森沢明夫メソッドを学べる 6日間実践講座「森沢メソッド」開講へ
7/8(火)小説家・森沢明夫メソッドを学べる
6日間実践講座「森沢メソッド」開講へ
映画化・ドラマ化が続く小説『虹の岬の喫茶店』や『あおぞらビール』の作者である小説家・森沢明夫氏による創作講座「森沢メソッド6日間実践講座」が、2025年11月1日~2026年7月にかけて東京都内と千葉県房総市を会場に開講される。
会場は主に秋葉原の会議室、取材合宿地は南房総市内。小説創作に取り組む人を対象に、全6回と1泊2日の合宿で構成され、定員は30人限定。
本講座は、受講期間中に短編小説を1本書き上げ、森沢氏による添削・講評を受けられるのが特徴。講義では小説の基本構成から物語の視点設定、魅力的な登場人物の描き方などを扱う。
さらに、森沢作品の舞台となった南房総市での取材合宿も行い、現地取材を通じた「書くための視点」の養成にも力を入れる。
脚本家の久松真一氏もゲスト講師として登壇予定。久松氏は日本アカデミー賞優秀脚本賞の受賞歴を持ち、映像化の視点から小説を読み解く講義を行う。受講者は、映像化を視野に入れた創作手法についても学ぶことができるという。
講座は次の日程で開催される。第1回は11月1日、第2回は2026年1月17日、第3回は2月14日、第4回は3月14日、第5回は4月11日、第6回(修了式)は7月11日。各回とも13時〜17時で実施され、合宿は12月13日〜14日に予定されている。
森沢氏は1969年千葉県生まれ。早稲田大学卒業後、2007年に『津軽百年食堂』で作家デビュー。著書多数。エンタメ性と人間描写を両立させた作風で幅広い読者層に支持されており、今回の講座では「創作を通じて自分自身を表現したい人」に向け、直接指導する場を設けた。
「書きたいけれど書き方が分からない」「物語を最後まで書き切れない」など、創作に挑む中で誰もが直面する壁を、実践を通じて乗り越えることを目的とする。「小説を書きたいと思ったことがある人にとっては、夢のような講座」と主催者は話す。
申し込みはイベント告知サイト「こくちーず」の専用フォームから。定員に達し次第、受付終了となる。