エポカ高根台に「セレクトショップONWA」、房総の特産品が充実
10/20(日)エポカ高根台に「セレクトショップONWA」
房総の特産品が充実
新京成線高根公団駅前にある「エポカ高根台」1階に「セレクトショップONWA」(船橋市高根台1-2-1)が9月25日、オープンした。
運営会社「プラユスフィール」(本社:千葉県鴨川市)の社長を務める大塚偉仁さんは、船橋市緑台出身で現在は鴨川市を拠点としている。
同社は主にUR都市機構が管理する賃貸住宅の空家修繕工事を手がけるほか、団地の敷地内などで南房総の特産品を販売する「南房総マルシェ」を定期的に開いている。「以前マルシェを開催したことのあるエポカ高根公団のテナントに空きが出たと聞き、出店を決めた」と大塚さんは経緯を話す。
「社名の『プラユス』はギリシャ語で『穏やかな』という意味。そのプラユスを日本語に訳した『温和』が店名の由来」と話す大塚さん。「現代の多忙なライフスタイルの中でおいしいものと出合い、ふと立ち止まり、自分自身や家族などと一緒に穏やかで心地の良い時間を過ごしてほしいとの願いを込めた」とも。
約9坪の店内には、鴨川産の手焼きおかき(120円)や九十九里産のたまねぎチップス(390円)といった千葉県産の菓子類や、木更津産の焼きのり(10枚入り、500円~)、鴨川産の削り節「房州産本枯混合厚削」(200グラム890円)などの海産物が並ぶ。他県の商品も含め、商品数は約300店。房総地域のふるさと納税の返礼品となっているものも多いという。
「おいしいのにあまり知られていないものを発信したい。素材そのもののおいしさや手作りへのこだわりを持つ作り手がいることを知ってもらいたい」と大塚さん。「今後は下総地域のしょうゆなども取りそろえ、千葉全域の魅力を発信していきたい」とも。
店長の高橋加奈さんは「来店するお客さまは温かい人が多い。あいさつを交わしたり、世間話のついでに立ち寄って気に入った商品を手に取ってもらえるような地域密着型の店を目指したい」と意欲を見せる。
営業時間は9時~20時。休業日はエポカ高根台の休館日に準じる。