No.28 グローブを蘇らせる修理職人。野球選手の「 出来たらいいな」を実現! 『なかにし工房』 茂原市

  2022/10/10
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高校球児たちの間で話題の 腕のいいグローブ修理職人がいるという噂を聞き、茂原市の「なかにし工房」中西慶太さん(22)を訪ねました。

工房のスタートは2021年6月。
Instagram投稿のBefore -After 写真を見た高校球児からの依頼があり、その後は 紹介や口コミが広がっています。

出来たらいいな を実現!すべての野球選手の あったらいいな を作りたい!

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中西さん自身が少年野球チーム・中学シニアチーム・高校野球と学生時代は野球に打ち込み、社会人になってからも野球チームに所属している根っからの野球人だからこそ、 自分がこうゆうサービスがあったらいいなと思っていたことが 多くの人の思いと重なったのです。

きっかけは ご自身が使っていたグローブの ヒモ交換を自分で出来たらいいなという思いから独学で修理を始め、様々なメーカーの違いに対応したメンテナンスを行い、今までに150個以上の依頼を受けてグローブを蘇らせているそうです。

ヒモ交換・ウェブ(網)交換・クリーニング・染色・破れ補修・あて革・新品の型づけ・芯材補強・型なおし・ヘリ革交換…など、すべての野球選手の あったらいいな を実現していきたいと グローブのメンテナンスに関するあらゆるサービスを行っています。
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気軽に利用できる 良心的な価格設定で学生を応援。 ひとつの物を大切に長く使ってほしい。

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「練習量が多い学生は 道具の消耗・傷みが早いため、高校生以下は学割で 気軽に利用してほしい。グローブは高価なものですから、購入する親御さんの気持ちを考えても ひとつの物を大切に長く使ってほしい。」と中西さんは言います。

大手スポーツショップでは ありえない 良心的な価格設定に驚きました。
そして 今回は 工房で実際にメンテナンス作業を 見せていただいて、修理前後のグローブの変化にも 驚きました。
道具に命を吹き込む まさに職人技でした。

「補球面に革を一枚 当て革すれば 硬さが蘇り ハリが蘇る」「芯材を補強すれば厚みが増すので衝撃で負荷がかかる時に型崩れを防げる。」
グローブを見て、必要なケアの提案をしながら依頼主の希望に合わせて修理内容や納期などは要相談。

今まで使っていた傷んだグローブが蘇えることで、持ち主は今まで以上にグローブに愛着がわきます。
日々のケアとメンテナンスを繰り返し、長く使うことで 自分のグローブへの特別な思いが大きくふくらみます。
シンプルに『物を大切に』ということが響く…そんな素敵な仕事を見せていただきました。

あふれるグローブ愛を子供たちに伝えてほしい

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人と人のつながりや広がり、必要とされている実感とやりがい、感謝の気持ちを まっすぐに言葉にできる若き職人の丁寧な仕事ぶりから あふれるグローブ愛と自信が伝わりました。

この日 、グローブ修理依頼に来ていた高校球児が 嬉しそうに仕上がったグローブを受け取る表情からも仕上がりのクオリティの高さを感じました。

そしてライター黒沼の感想として…
中西さんのような方が野球チームや学校などで 実演や道具のケアのアドバイスをしてくださったら、子供たちが『仕事』や『物を大切にすること』や『感謝の気持ち』そういった何かを感じる良い機会になるのではないかと感じました。

丁寧な対応と信頼の技術、中西さんの人柄…なかにし工房で蘇ったグローブによって これからも多くの人の野球人生で かけがえのない時間と様々なストーリーが生まれることでしょう。
取材・ライター 黒沼美保

※掲載内容は取材日時点のものです。
(取材日 2022.9.27)

DATA

なかにし工房 (茂原市)
グローブ修理職人 中西慶太
Instagram https://www.instagram.com/nakanishi.ko_bo/
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