御宿町内26会場で3月3日まで「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」、地元商工会・小中学校などの手作り雛かざりを展示

御宿

2023/2/20


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以下は 1 年前に書かれた内容です

御宿町内の旅館・飲食店など26会場で手作りのつるし雛を展示するイベント「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」が3月3日まで開催されている。

同イベントの主催は、御宿町商工会などの事業者らで組織されている「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり実行委員会」。隣接する勝浦市で2月24日から開催される「かつうらビッグひな祭り」と共同開催事業になっている。
　
見どころは「月の沙漠記念館」（夷隅郡御宿町六軒町505-1）と、「手づくりの蔵」（御宿町久保2123）の2か所。
　
月の沙漠記念館展示スペースには、ボランティアや御宿小学校・御宿中学校の児童・生徒らが制作した210セットの輪飾り雛を展示。商工会議所女性部による「つるし雛販売コーナー」も用意する。
　
「手づくりの蔵」では、つるし雛とともに地元の作家による作品の展示も。

町内岩和田地区でものづくりをする9人の地元女性らが1年がかりで制作した大掛かりな作品は、今年の干支である「ウサギ」が登場する民話や童話で四季を再現する。
　
春は、港から船出する4艘の漁船を、旅館で不要になった舟盛りの器で再現。白うさぎが海エビやアワビ、サザエの背を渡る様子を「因幡の白ウサギ」さながらに描く。
　
夏は、月の沙漠でウサギとカメがレースを実施、秋は満月の下餅つきをするウサギが登場。月にかかる雲にもウサギが潜んでいる。雪景色の中につくられたかまくらと雪ウサギで冬を表現した。
　
その他、期間中は町内26カ所の旅館・飲食店でも店頭や店内につるし雛を展示。いずれの会場でも「つるし雛展示会場MAP」を配布している。インターネットでも会場情報の発信を行っている。
　　　　
問合せは、0470-68-2414（御宿町観光協会）、0470-68-2818（御宿町商工会）。展示時間は、9時～16時半。手づくりの蔵会場は、10時～16時。その他、展示会場により時間は異なる。