船橋で初の自主上映「夢みる小学校」5月開催、船橋情報ビジネス専門学校で「未来の学校を考える機会に」

  2023/4/8
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4/8(土)船橋で初の自主上映「夢みる小学校」5月開催

船橋情報ビジネス専門学校で「未来の学校を考える機会に」

 船橋情報ビジネス専門学校(船橋市本町7-12-16)の本館で5月13日・14日、映画「夢みる小学校」が自主上映される。

 同作品は文部科学省選定映画で2022年2月から公開となっている映画。監督はオオタヴィン。その後は全国各地で自主上映という形で上映会が行われている。

 同作品は、先生がいない、テストがない、宿題がない、といった特長ある学校を紹介し、私立の学校だけでなく、60年間成績通知表や時間割りがない「体験型総合学習」を続ける公立小学校・伊那小学校(長野県)や校則・定期テストをやめた世田谷区立桜丘中学校も紹介する。

 上映会開催について、夢みる小学校上映会船橋実行委員会代表の鳥居佐織さんは「実行委員会メンバーのほぼ全員がお子さんが学校への行きしぶりや、いわゆる不登校になっているお子さんの親御さんです。私自身が昨年末に同作品を見てとても素晴らしかったので、今年の元旦に『上映会をやろう!』と仲間に呼び掛けたところ、元旦の1日で10人以上が集まりました」と話す。

 実行委員の中には「過去にこの映画を見た。ぜひ多くの人に見てもらいたい」という声や「子どもが学校に行けなくなり、学校とは何なのか?を考えるようになった。この映画を知り、一度見てみたいと思っていた」という理由から参加している人もいる。

 主催であり会場となる学校法人三橋学園 船橋情報ビジネス専門学校校長・鳥居高之さんは「これからの時代、教育はますます多様化していきます。しかし常に大切なのは、いかに子どもや若者たちの可能性を引き出せるかではないでしょうか。この上映会が、それを考えるきっかけになって欲しいと願っております」と話す。

 同上映会は2日間開催し、両日とも2回上映となる。1回で90人まで観覧可能で、各回の上映終了後には任意参加での交流会を開催する。「上映会後の交流会では感想をシェアし合う場にしたいと思っています。α世代、Z世代に合う教育とは何かを考える機会になることでしょう」と鳥居佐織さん。

 続けて「船橋市でも1000人を超えるお子さんが不登校となっています。今回、市内の小中学校の校長、教頭先生を無料ご招待させていただきました。ぜひ本作品をご覧いただき、学校がこんなに楽しい場所になれるんだということを知っていただけたらうれしい」と話す。

 10時から、13時30分から。参加費=大人1000円、高校生以下は無料。ただし13日午後の回は未就学児の親子用枠となる(大人のみの参加も可)。

 上映会の申込みは専用フォームから申し込みとなる。問合せはメールのみ受け付け。

関連サイト:https://www.dreaming-school.com/

  • 同上映会のフライヤー

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