健伸幼稚園のホールで一般向けにリーディングライブ、「地域の人たちに開放し楽しい場所に」

  2023/4/9
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4/9(日)健伸幼稚園のホールで一般向けにリーディングライブ

「地域の人たちに開放し楽しい場所に」

 健伸幼稚園(船橋市丸山5-12-7)のホール「宇宙の棟」で、園児や保護者だけでなく一般公開にも対応したリーディングライブ「勝手にワールドツアー」を5月7日、開催する。

 同ライブは演劇ユニット「黒鯛プロデュース」によるもの。朗読とジプシーバイオリンとピアノの生演奏によるライブで、笑って泣ける母とひきこもり青年の成長の物語となっている。バイオリニストは船橋市で高校時代を過ごした高橋誠さんが務める。

 同園理事長の柴田炤夫さんは「健伸幼稚園としては、地域の人たちに開放された、使えて楽しめる場所になるようにと考えている。今回の企画は園の保育に支障もなく、市民のための活動でもあるので、たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話した。

 同ホールは森の中の「大きな傘」をイメージした木造の吹き抜けのホール。木のフローリングの奥には扇状の階段があり、途中では左右に分かれ2階へと続いている。同園の行事以外に保護者向けの講演会など多目的に利用されているが、一般向けの公演に使用されるのは初めてだとのこと。

 同ライブは過去に23回上演されてきた人気演目。船橋市出身の国際的ピアニスト・関野直樹さんのプロデューサーであり「一般社団法人音楽・アートプロジェクト」代表理事の熊田靖子さんと「黒鯛プロデュース」主宰で俳優の和泉ちぬさんが仕事でコラボした際に「関野さんの地元・船橋で上演したい」と話が持ち上がり、会場を探すなか「知人から紹介され、健伸幼稚園にお願いしたところ内容をご理解いただき快諾していただいた」と熊田さんは振り返った。

 「勝手にワールドツアー」を演じる「黒鯛プロデュース」和泉さんは「2000年(平成12年)に旗揚げ以来『心に残る作品』を意思に賛同したトップクラスのスタッフ、役者、音楽家が手弁当で真剣に作り上げている。笑って泣いて元気になって楽しんでいただけるようがんばります」と豊富を話した。

 「今までやったことのない幼稚園という場所でより幅広い層に感動を伝えたい。一つの感動から地域と人をつなぐ新しい挑戦ができることに夢を膨らませている」と熊田さん。

 柴田衣子園長は「『わざわざ東京などに行かなくても地域で楽しいことがあるよ、地元でこんな素敵なライブが見られるよ』と思ってもらえれば」と笑顔を見せた。

 同園の子育て支援推進室主幹・久米路子さんは「ライブはこのホールならではのアットホームなものになると思う。楽しみです」と話した。

 開演は15時30分、開場15時。料金は一般2,500円、大学・専門学生1,000円、中・高校生500円、小学生以下は無料。入場は事前予約、チケット購入者優先。

 予約は黒鯛プロデュースにメールで(info@kurodai.net)、または電話(090-2613-5563(熊田))で申し込み。健伸幼稚園では17日からチケット販売を始める。販売時間は平日9時~17時。土・日曜、4月27日~5月6日は休み。

  • 会場となるホール(宇宙の棟)の客席。

  • ホールのステージ

  • 過去の「勝手にワールドツアー」のようす。中央は高橋さん

  • 出演者のみなさん。右から中山さん、和泉さん、橋津さん

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