
船橋アリーナで「船橋ピックルボールフェスタ」 男子・女子ダブルスの「Funabashi CUP」も同時開催
6/17(火)船橋アリーナで「船橋ピックルボールフェスタ」
男子・女子ダブルスの「Funabashi CUP」も同時開催
船橋アリーナ(船橋市習志野台7−5−1)で6月14日、「船橋ピックルボールフェスタが開催され、100人を超える大会出場者と、体験会や見学など合わせて約300人が会場を訪れた。
「ピックルボール」は、テニス・卓球・バドミントンの要素を組み合わせたアメリカ発祥のスポーツ。バドミントンと同じ大きさのコートで、卓球よりひと回り大きなパドルとプラスチック製の穴あきボールを使ってプレイする。年齢や体力にかかわらず誰でも楽しめる点が特徴で、日本国内でも近年注目が高まっている。
同イベントは、千葉県内でピックルボールの普及を進めている「千葉県ピックルボール協会」が主催。2024年10月の設立からわずか8カ月で、県内の愛好者が約1000人に増えているという。
イベントではメインアリーナ12面を貸し切りにして、男子ダブルス・女子ダブルスでレベル別に行う「Funabashi CUP」が開催されたほか、自由参加のオープンコート、事前予約制の体験会、競技用車いす体験会なども実施された。
参加者は10代~70代と幅広く、試合や体験会には合わせて150人を超える人が参加した。
体験会に参加した60〜70代男女のグループは「船橋市ユニバーサルスポーツ協会」のメンバーで、「楽しかった」「もう一回やりたい」と汗をぬぐいながら笑顔を見せた。ユニバーサルスポーツ協会の代表理事を務める高橋久吉さんも参加しており、「障がいのある方でも楽しめそう。ぜひ今後の活動に取り入れていきたい」と話した。
千葉県ピックルボール協会の理事長・髙橋史匡さんは「イベントを通じてユーザー同士の交流を深めるとともに、人口の多い船橋市内で新たな活動拠点を広げていきたい」と今後の展望を話した。同協会理事の猪俣響さんは、「アンダーサーブなので初心者でも打ちやすい。家族みんなで楽しめるスポーツ」と特長を話した。
現在、船橋市内では西船橋や宮本周辺の施設で、定期的に体験会や練習会を開催している。