下総中山駅近くの新薬堂が移転、移転前の場所に新築ビル・店舗面積約2倍でリニューアルOPEN
11/10(水)下総中山駅近くの新薬堂が移転
移転前の場所に新築ビル・店舗面積約2倍でリニューアルOPEN
下総中山駅と京成中山駅の間、日蓮宗大本山・法華経寺の参道に100件近くが店を連ねる中山商店会に約40年前開業した調剤薬局の新薬堂(船橋市本中山2-15-2、TEL047-334-2407)が建築の済んだ新築ビルに10月11日から移転、リニューアルオープンした。
新薬堂は、商店会の中で地域の薬局として創業。調剤と並行して大手メーカーの市販薬も販売。洗剤などの日用品や化粧品なども扱いながら地域のニーズに応えることで業容を拡大してきた。
しかし、大量消費の時代に陰りが見えてくるとともに商店会の来店客は減少。同社では「漢方薬」の取り扱いと「通信販売」に比重を移し新たな成長戦略を描いてきた。
事業が軌道に乗り始めた頃、同社が店舗を構える場所と周辺店舗をまとめた新築ビル建築の話が持ち上がったという。「薬だけでなく介護福祉やその他の医療機関などと連携して地域住民の健康に寄与できれば」と、計画に賛同。昨年6月から商店会内の空き店舗に移動、業務を継続してきた。
移転前25坪ほどだった店内は、今回の移転で約50坪の大店に。調剤の受付スペース、漢方薬の商品棚、化粧品の販売スペース、日用品の販売スペース、市販の大衆薬コーナーという店内は以前よりゆったり、フロア全体がスッキリとした。
店の内装は、床、壁ともにグレーとブラウンを基調にした落ち着いたトーンに統一。調剤と通販が併設されているため、常勤で6人の薬剤師がシフト勤務している。「いつでも市販の薬、漢方薬、調剤すべての質問に薬剤師が対応可能です」と、同社の若手薬剤師・安藤晋也さん。
コロナ禍での新築工事とあって1時間に店内の空気が2回完全に入れ替わる空調設備を設置。「調剤で待つのが嫌」という利用者に向けてLINEやメールで予約できる仕組みも取り入れた。
営業時間は、9時~20時(平日)、9時~18時(土曜日)。日祝定休。
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