イオンモール船橋で食育展「食育の『わ』を広げよう」開催、野菜摂取量チェックや即売会も
6/20(火)イオンモール船橋で食育展「食育の『わ』を広げよう」開催
野菜摂取量チェックや即売会も
イオンモール船橋(船橋市山手1-1-8)で6月17日・18日、6月の食育月間にちなんで食育について理解を深めてもらうことを目的としたイベント「食育の『わ』を広げよう」が行われた。
今年度のテーマは「食育の「わ」を広げよう!」。市内食育関連団体や教育施設が連携して「船橋産食材」「生活習慣病予防」「職員ロス対策」についての展示やイベントが行われた。同イベントがイオンモール船橋で開催されたのは今年で2回目となる。
地域保健課の河内ほのかさんは「ショッピングモールといった特性から食育展をやっていることを知らない人でも立ち寄ってくれる。今年度は家族連れを中心に食育について興味をもってもらえるよう展示物に趣向を凝らした」と話した。
同イベントでは、穴子や鯖といった東京湾で取れる生き物を回転ずしのサンプルに見立て、モニターを通してその生き物の説明が映し出される「東京湾回転寿司」や、センサーに手を当てるだけで野菜の摂取レベルが計測できる「手のひらかざしてベジチェック」のほか、前年度に引き続き市観光協会とふなばしMOREベジ協力店がコラボした即売会、フードドライブを開催。同所を訪れた買い物客で賑わいを見せた。
「ベジチェック」を担当している聖徳大学は、同大学人間栄養学部の学生らも参加し、卒業研究も兼ねて4年生がブースに立っていた。「普段食事に気を付けている人もそうでない人でも、普段の食事にあと1品緑黄色の野菜を足すことを心がけてほしい」と来場者に野菜の摂取量の重要性を伝えていた。
別ブースでは5団体が即売会を開催。市内の梨園「芳蔵園」の加納慶太さんは梨ジュースと船橋にんじんジュ―スを販売。「傷があったり色や形が悪いなど、市場で出回っていないニンジンを丸ごと利用している。こういった、隠れフードロス問題を解決するためにジュースとして開発した。周辺農家と協力して、農作物が廃棄される前に買い取り、加工品として活用できれば」と話す。
写真・ポスター展示は下記でも開催している。6月19~23日=9時~17時 船橋市役所1階階段回り。6月26~30日=9時~17時 船橋市保険福祉センター(北本町1-16-55)