春高バレー千葉予選で船橋対決制し市船16年ぶり全国へ 地元出身メンバーら躍動し千葉の頂点に
11/17(月)市立船橋高校バレー部16年ぶり春高へ
地元出身エースら躍動し千葉の頂点に
市立船橋高校(千葉県船橋市市場4-5-1、TEL047-422-5516)男子バレーボール部が11月2日東金アリーナ(東金市堀上1361-1)で行われたJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春の高校バレー)千葉県予選決勝で東京学館船橋高校と対戦、16年ぶりの全国大会出場を決めた。
準決勝では過去16年間勝てなかった習志野高校と対戦。フルセットの末に勝利を収め、長年の雪辱を果たした。なお、船橋市内出身の選手が主力を占めておりスターティングメンバーはほぼ全員が船橋市内出身選手だという。地域が一体となって選手を育成してきた成果が表れた形となった。
主将の坪井将海選手を中心に、レフトとして攻撃の要となる3年の増田悠人選手、身長190センチのミドルブロッカー川中選手など、地元の有望選手がチームを牽引している。
中でも増田選手と坪井選手は保育園からの幼馴染。船橋小学校時代は法典東スポーツクラブでコンビを組み、船橋中学でも同じチームで戦ってきたという。連携を活かしたコンビバレーが持ち味で、「エース頼みではなく、複数の選手が絡む攻撃が武器」と内山裕紀監督。
部にはアナリストも在籍しており、スパイク決定率やレシーブ成功率などのデータを分析し、戦術面での修正にも活用。また、試合後には選手自らフォームの映像を確認するなど、データに基づいたプレーの改善にも取り組んでいる。
全国大会に向けて、増田選手は「初めての春高なので、まずは一勝を目指し、ベスト8を狙いたい」と意気込みを語った。一方、川中選手は「市船バレー部だった兄が果たせなかった打倒習志野高校と春高出場を実現できた」と話している。
大会は2025年1月、東京体育館で開催予定。地元出身の選手たちが、全国の舞台でどこまで勝ち進めるかが注目される。










